
牡5 JRA 池江泰寿厩舎 通算11戦7勝
父:レイデオロ
母:ラユロット
母の父:エンパイアメーカー

デビュー2戦目にダートに替えてまさに一変。2着馬に2秒3差をつける圧勝劇を演じた。ユニコーンSは前崩れで5着に沈んだが、2、3勝クラスを連勝し晴れてオープン入り。転厩緒戦の総武Sこそ4着に敗れたが、先行力に磨きをかけオープン特別を連勝。前走のアンタレスSで重賞初制覇と勢いもある。今回は坂を二度越えるスタミナ優先のコース形態だが、2000mに連対実績があり、直線の坂、左回りも経験済み。一番強調したいことはこの中間にCWで終い1F10秒9の好時計をマークしている点だ。過去、中間に10秒台をマークしたことは2度あってレースで1、2着と好勝負できる調整。今回は展開的に厳しくなりそうだが、跳ね除けるだけの力はある。
(競馬ブック・信根隆二)
牡6 JRA 東田明士厩舎 通算28戦7勝
父:スズカコーズウェイ
母:ファーストレディ
母の父:スマートボーイ

昨年1月のプロキオンSで重賞初制覇。その後フェブラリーS(10着)に挑戦したのち、音無秀孝厩舎の解散に伴って転厩。しばらく結果は出ていなかったが、今年のプロキオンSで再び息を吹き返すとマーチSで重賞2勝目を挙げた。大外枠が続いた前2戦とは一転、前走のアンタレスSは16頭立ての8番枠。揉まれない位置を取りにいくのに脚を使わされた分、甘くなってしまったが、それでも崩れなかったのは立派。6歳にしてパワーアップしているのは間違いない。盛岡のこの条件は1角までの距離が長いレイアウト。テンが速くないこの馬にとってはすんなり先行しやすい舞台と言えよう。ただ、距離経験は1900mまで。スタミナを求められやすいレースでもあるので、そこを克服できるかが今回の課題。
(競馬ブック・広瀬健太)
牡6 大井 藤田輝信厩舎 通算25戦2勝
父:ドゥラメンテ
母:マルケッサ
母の父:オルフェーヴル

2歳時、JRAで芝GIホープフルSを制覇。その後白星はないが、ダートのビッグレースでたびたび好走して存在感を放った。6歳になった今年、大井・藤田輝信厩舎へ。移籍初戦の前々走・川崎記念は持ち前の先行力を発揮して2着に粘り込んだ。川崎記念の走りが評価され、1番人気に推された前走・大井記念は2番手から早々とスタミナ切れを起こして13着大敗。その後は体のケアにじっくり時間を割いて、ここで巻き返しを期す。藤田師は「前走後は少し疲れが出たが、ここ(マーキュリーC)には間に合うように調整できた」と話した。川崎記念の走りから能力はまだまだ健在。前走の敗戦で見限るのは危険だ。
(スポーツニッポン・大澤太久)
セン5 JRA 森秀行厩舎 通算14戦6勝
父:Khozan
母:Prize Informant
母の父:Marciano

ダイオライト記念では出脚も良くすんなりとハナへ。距離を考慮されて道中はペースも落とすことができたが、2周目の向正面で外からナルカミ、デルマソトガケ、セラフィックコールに交わされると急激に失速。自ら戦意喪失した面もあるにせよ、2400mはやはり長かったよう。その後は十分に間隔を取られたが、依然として気難しい面があり調教できるコースも限られているうえに、以前ほど長めを乗れなくなっているだけに、そういったスタミナ面を考えても距離短縮は間違いなくプラスだろう。1500mでも行き切れるだけのスピードがあるが、理想は中距離でペースを落とさずに、後続にも脚を使わせる形。同型が多いなか、そんな展開に持ち込めるかが鍵に。
(競馬ブック・橋本篤史)
牡4 JRA 大根田裕之厩舎 通算11戦5勝
父:ドレフォン
母:ワイズアンサー
母の父:サウスヴィグラス

前々走の3勝クラスの甲南Sを後続に5馬身差をつけて圧勝すると、オープンに昇級した前走も好位から抜け出す完勝とクラスの壁を感じさせなかった。3走前の竹田城Sはまさかのしんがり負けを喫しているが、アクシデントがあってのもの。距離が敗因ではないことははっきりとしている。今回は2度目の2000mになるが、これまでのレース内容からも特に問題はないとみたい。3走前を除くとデビュー以来、掲示板を外したのは3歳時の新馬戦とユニコーンSの2走のみ。前走で2着に退けたグランドプラージュも次走の三宮Sで圧勝しているように、レベルの高さは証明されている。今回は3歳以来2度目重賞挑戦となるが、今なら十分に勝負になりそう。
(競馬ブック・三宅俊博)
牡8 JRA 秋山真一郎厩舎 通算45戦8勝
父:ホッコータルマエ
母:シニスタークイーン
母の父:シニスターミニスター

当競走には5年連続の出走で過去4回は7、3、8、8着。好走には注文のつくタイプで、自分の形に持ち込めないと大きく崩れることも。重賞は1勝のみだが好走例は多く、8歳となった今年も2月の佐賀記念で一旦下がりながら盛り返して2着に好走しているようにまだまだダートグレード戦線でやれる力は有している。ここ2戦は二桁着順とはいえ、前々走は障害で力を出せず、前走は最内枠で控える形になったためでノーカウントとしていいだろう。調教は動かないタイプで気にする必要はなく、ハナか外めの2番手あたりでスムーズな競馬ができて気持ちが続けば大きく変わっても驚けないが、今年も先行型が散見されるだけに展開がやはり一番の鍵となってくる。
(競馬ブック・森田昌樹)
牡6 大井 真島大輔厩舎 通算18戦5勝
父:ホッコータルマエ
母:メイショウアリス
母の父:マンハッタンカフェ

JRAから大井・真島大輔厩舎に移籍して2戦目の前走・大井記念は中団からしぶとく脚を伸ばして3着。勝ち馬サントノーレには1秒以上の差をつけられたが、見せ場なく9着に終わった移籍初戦のブリリアントCに比べればレース内容が良化。石川倭騎手は「今回はメンタル面が良かった。馬体に張りがあってリラックスして走れた」と心身の充実を好走要因に挙げた。今回、ダートグレードの舞台でさらなる前進を目指す。昨年のマーキュリーCで3着に入っており、舞台適性は十分。南関所属として、もうひと花咲かせることができるか注目だ。
(スポーツニッポン・大澤太久)
セン4 岩手 菅原勲厩舎 通算19戦9勝
父:トランセンド
母:ブラウンテヌート
母の父:シンボリクリスエス

昨年5月、高知から岩手入り。ダイヤモンドカップはシーソーゲーム(大井)の2着に敗れたが、地元同士の東北優駿を7馬身差で圧勝。勢いを駆って伝統の一條記念みちのく大賞典へ挑戦。ヒロシクンとの激しいデッドヒートの末、ハナ差で優勝。史上初めて3歳馬制覇を果たした。今季は赤松杯から始動したが、去勢手術明けの影響が大きく4着。その後は回復に専念したのが奏功。あすなろ賞タイム差なし2着からみちのく大賞典2連覇を達成。水沢2000mレコードも更新した。菅原勲調教師「少し時間がかかったが、ようやく張りが戻ってきました。今度はJRAなどの強豪が相手なので強気なことは言えないが、状態は間違いなくいいです」。岩手勢は昨年4着サクラトップキッドと二枚看板で臨む。
(松尾 康司)
注記
当ページは、7月15日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。