
牡7 JRA 小林真也厩舎 通算25戦9勝
父:モーリス
母:ジルコニア
母の父:タイキシャトル

これまでオープン特別を4勝、交流重賞では昨年の当レース勝ちに加え、東京盃、JBCスプリントでも3着。実績上位で、地方の馬場への適性が高い。前走の水無月Sは最後の坂で甘くなったが、2番手から直線では一旦先頭に立って見せ場を作ったし、脚部不安で半年の休み明けで、トップハンデ59.5kgを背負っていたことを考えれば悪くなく、次につながりそうな内容だった。中間は馬なりで坂路50秒5-12秒0の好時計をマークしており、攻め駆けするタイプとはいえ、大型馬らしく使った分の良化が見込める。ひと叩きして、得意の力のいる地方の馬場に替わり、斤量も55kgと条件がガラッと好転する今回は大きく変わっても驚けない。
(競馬ブック・三浦幸太郎)
牡4 JRA 藤原英昭厩舎 通算13戦6勝
父:Frosted
母:Little Dipper
母の父:Eskendereya

速い流れでも楽に先行できるスピードを備え、気分良く流れに乗れると追ってひと脚も使える半面、砂を被ったりすると行きっぷりが悪くなり崩れる脆さも同居。2、3歳時は展開や条件が合わず大敗することもあったが、4歳を迎え3連勝で重賞制覇と勢いに乗っている。1番枠で1歩目がそれほど速くなかった前走は、二の脚が速くハナへ行き切る判断が奏功。発表は良馬場でも直前に強くなった雨で前が止まりづらい馬場、直線でもうひと伸びして逃げ切った。スピードが生きる馬場は歓迎で、回りの左右も問わず、盛岡1200mは条件的に合いそう。控えても競馬はでき、休み明けも苦にしない。ここも砂を被らず先行できるようなら重賞2連勝が見えてくる。
(競馬ブック・森田昌樹)
牡7 JRA 岡田稲男厩舎 通算41戦7勝
父:フリオーソ
母:サイレンスラヴ
母の父:スペシャルウィーク

初勝利はダート1400mで正攻法の競馬だったが、以降は1200mに距離を詰め、追い込み、差しに脚質転換させ素質が開花。2、3勝クラスを連勝し、昇級緒戦のオープンでいきなり2着したいい決め手が武器。その後はオープンで経験を積み、末脚を磨いて24年の東京スプリントで重賞初連対。続くクラスターCではドンフランキー相手に半馬身差の2着した実績。近走は59kgを背負い、以前ほどの爆発力はないが、この中間は7歳馬とは思えない活気ある動きを見せている。29日には叩き一杯に追われて気合を注入する攻め。暑い時季だが調整に抜かりない。ドバイゴールデンシャヒーンで59.5kgで4着した力は侮れないし、良績あるコースで一発を狙う。
(競馬ブック・信根隆二)
牝4 JRA 高柳大輔厩舎 通算16戦5勝
父:ドレフォン
母:ホウライマツリ
母の父:エンパイアメーカー

デビューからここまで馬券圏外になったのが3度だけと堅実なタイプ。なかでも1200mではパフォーマンスレベルが高く、ベストの距離と言えそう。器用なタイプで初コースもこなすはず。前走がオープン入り緒戦。ハナを切れるくらいの好スタートから控えて好位。ミドルペースで、道中もずっと手応えが良かった。直線を向くまでじっとして、追い出してからはひと追い毎にしっかり伸びる。これまで同様、立ち回りのうまさを生かせた。ただ、ハンデ戦で53kgはやや恵まれていた印象もあり。重賞初挑戦のここは試金石になる。中間の調教では29日は少しモタれがあったものの、1日にビシッと追ったことで切れが増してきた。仕上がりは万全で臨めそう。
(研究ニュース・小野颯真)
牡4 JRA 上原佑紀厩舎 通算13戦5勝
父:リオンディーズ
母:ヴェルメンティーノ
母の父:ダイワメジャー

前走の函館スプリントS(GIII)はピューロマジックの7着。芝でのスピード能力の差に屈した感じだが、それでも勝ち馬から約3馬身差なら悲観する内容ではなかった。「その後は美浦に戻して、坂路を中心に乗り込んでいます」と上原佑紀調教師。当初、ここは補欠馬ということで使えるかどうか分からなかったが、調教過程や時計を見る限り、使えることを前提に調整していたようで、「仕上がりは良いですよ」と上原佑師。盛岡への遠征は初めてとなるが、ダート1200メートルは走りなれた条件。相手関係などに少々恵まれた感こそあったものの、ハンデを背負いながらもオープンの大和Sを勝利した距離でもある。過去に5勝しているが、1番人気で勝ったのは1度だけ。評価以上に走るタイプだけに常に注意が必要だ。
(平松 さとし)
牡8 岩手 菅原勲厩舎 通算40戦14勝
父:ロードカナロア
母:ラバヤデール
母の父:サンデーサイレンス

圧巻の重賞4連勝だった。中央5勝後、南関東、高知を経て転入。栗駒賞を皮切りにシアンモア記念、早池峰賞、岩鷲賞と1600m以下の重賞を総なめ。着差に関係なく完勝の内容だった。コンビを組んだ石川倭騎手、渡邊竜也騎手が異口同音に「オンとオフの使い方がうまく、非常に賢い。レースを分かっている」と語った。トライアル・岩鷲賞は未知の盛岡1200mが舞台だったが、アッサリ直線抜け出しを決めた。菅原勲調教師「1400mがベストだと思っていたので、距離が短いかもと不安な面もあったが、強いレースで勝ってくれた」。思い出すのは同調教師が開業2年目にデビューしたラブバレット。クラスターCへ5年連続で挑戦して2着1回、3着3回。騎手時代にも手にできなかったクラスターCへの想いは強い。
(松尾 康司)
牡6 大井 荒山勝徳厩舎 通算21戦5勝
父:シニスターミニスター
母:グラニースミス
母の父:ディープインパクト

JRAデビューで5勝。新馬戦から2戦はダート1400mで7、4着だったが、その後は18戦連続でダート1200mを使われ、うち15戦が4着以内。崩れたのはオープン昇級初戦と2戦目の8着、約半年の休み明けだった2走前の12着だけで、重賞も視野に入りそうな成績だった。現オーナーにトレードされて大井に移籍。転入初戦の前走は同オーナーのネオトキオに敗れて7着だが、約8カ月の休み明けで、19戦ぶりの1400mも響いたか。荒山勝徳調教師は「状態は前走と同じぐらいかな。あまり変わらないと思います。左回りは問題ないと思うので、距離短縮と馬場替わりで、どこまで変わり身を見せてくれるかですね」とトーンが上がらないが、まだ手探りの転入2戦目。重賞初挑戦が吉と出るか。
(牛山 基康)
注記
当ページは、8月6日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。