レース紹介
東日本大震災からの復興を祈念し、2011年10月10日に第1回が行われた。この年に限りマイルチャンピオンシップ南部杯JpnIがJRA東京競馬場での開催となり、同日に実施された。舞台は盛岡ダートで、第1回のみ1400m、第2回以降は1600mで、当初から地方全国交流で行われていたが、JBCが盛岡で行われた14年のみJBCクラシックJpnIの指定競走として地元馬限定の2000mで実施。19年以降は再度地元馬限定となり、21年から1200mに距離短縮、22年はJBCスプリントJpnIの指定競走となっている。第1回の勝ち馬リュウノボーイ(船橋)は岩手デビューで、3歳春に船橋へ移籍したが、重賞3勝はすべて岩手遠征で挙げたものと、岩手競馬との“絆”を感じさせる1頭だった。
(栗田 勇人)
実施日 | 9月25日(日) |
競馬場 | 盛岡競馬場 |
距離 | 左 1200m |
出走資格 | サラブレッド系3歳以上 |
1着賞金 | 300万円 |
コース紹介
盛岡・左1200メートル
盛岡ダート1200mは、2コーナーポケットの周回コースとの合流点の少し奥がスタート地点。そこから最初のカーブまでの距離はおよそ500mで、ゆるい登り坂になっている。3コーナーからおよそ400mで4.4mの高低差がある下り坂。4コーナーを曲がり終えると、最後の直線は300m。その途中には、およそ150mで高低差が1.5mの登り坂が待ち受けている。
(浅野 靖典)
アクセス
開催場所
盛岡競馬場(岩手県盛岡市新庄字上八木田10)
公共交通機関
JR「盛岡駅」(岩手競馬開催時のみ)
⇒無料バス:バスターミナル8番のりば乗車
車・タクシー
「いわて花巻空港」から約50分
東北新幹線「盛岡駅」から約30分
東北自動車道「盛岡南I.C.」から約25分
オフィシャルサイト
駐車場
約3000台(無料)