レース情報
RACE GUIDE
予想情報
レースの見どころ
年明け一発目の重賞とあって、縁起をかつぐ競馬ファンが最も当てたいレースの一つに数えられる。ただし、近5年の勝ち馬は3・12・7・5・8番人気で、1番人気は昨年の3着が最高。フルゲートのハンデ戦とあって一筋縄ではいかない。また、今年は21~23年と同様、いつもの京都ではなく、中京で開催される点もポイントの一つ。ちなみに中京で行われた3年間では、馬券になった9頭すべてに左回りでの勝利実績があった。今年はマイラーとしての資質やハンデに加えて、左回りコースへの対応力も問われる。
本命
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枠番1馬番1
昨年のNHKマイルC3着。当時の勝ち馬は23年最優秀2歳牡馬ジャンタルマンタル。2着馬が京成杯オータムHで古馬を一蹴したアスコリピチェーノ。富士Sではソウルラッシュ、セリフォスといった一線級マイラーに割って入って3着を確保するなど、勝ち切れないまでも高いポテンシャルを誇示している。抜けた存在がいないGⅢメンバーならチャンスは十分。ハンデ57㎏はNHKマイルC8着のウォーターリヒトと同じ。泣き言は言えない。今年は左回りの中京で行われる点も良かった。あとは血統面。過去の中京開催時の勝ち馬3頭はいずれもキングマンボ持ち。本馬は3代父がキングマンボ。この点も加点材料だ。
対抗
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枠番8馬番16
ここまでマイルで4戦。シンザン記念は上がりがかかる流れにも助けられたが、直線大外から目立つ伸び。それまでの中距離路線から新たな可能性を示した。NHKマイルCは基本的に前、内有利の競馬のなか外々を回る形。その分、最後は苦しくなったか。休養を経て臨んだキングカメハメハMは瞬発力勝負になったが、レース上がりを1秒以上も上回る32秒8で差し切り勝ち。続くキャピタルSでは直線で満を持して追い出した1番人気のトロヴァトーレをゴール寸前で捉えて連勝。マイル適性は高く、決め手も確実にパワーアップしている。
単穴
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枠番3馬番5
中京で5戦4勝5着1回と名うてのコース巧者。東京新聞杯で4着、ダービー卿チャレンジTで3着など重賞でも上位争いを演じてきたが、いい脚は使うものの、あと一歩届かずといったレースが多かった。それがポートアイランドSでは徐々に前との差を詰めていき、早めに先頭に並びかける形。これまでと違った競馬で完勝だったし、やはり中京ではひと味違う。キャピタルSではゴチャつくシーンもあっただけに、得意の中京に戻って見直したいところ。ハンデ57.5kgも他馬と比較してそこまで気にならない。
連穴
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枠番5馬番9
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枠番8馬番15
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枠番5馬番10
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枠番1馬番2
シャドウフューリーはリゲルSでオープン初制覇。負かした相手は昨年の京都金杯2着セッションだし、これまで勝ち星がなかった右回りで勝利した点も評価できる。実績のあるコースに替わって更に。ドゥアイズはマイルで阪神JF3着、桜花賞5着、ヴィクトリアマイル4着。ターコイズSは勝ち馬のいい目標にされてしまった感じ。牡馬相手にハンデ据え置きだが、有力4歳牡馬の57kgと比較すれば、そこまで分が悪いとも思えない。セルバーグは差すレースに回って京成杯オータムH4着。復調の兆しを見せて、重賞勝ちがある舞台で注目。セオの前走は外差し競馬。左回りに替わる点はどうかだが、内が使えそうな中京は良さそう。1ハロン短縮もプラスに映る。