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2015年10月デビューから6年という長い期間、常に一線級相手との勝負にもかかわらず着実に実績を積み、岩手競馬歴代最多重賞勝利数19をマークしている現役最強馬。2000m以上(11.2.3.7)と抜群の長距離適性、前走の北上川大賞典以後はここ一本に絞って、これがラストランとはいえ中途半端な仕上げで挑んでくる陣営でもない。勝てば生涯獲得賞金1億円を超えるビッグチャンス、万全の態勢で大一番を迎える。
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3歳時に東京ダービー、ジャパンダートダービーを制すなど実績なら評価はエンパイアペガサス以上。昨年の電撃移籍から準重賞を含めタイトルは6つ。順調とは言い難かった今シーズンだが、それでもシアンモア記念、青藍賞、トウケイニセイ記念とマイル重賞3勝。昨年のこのレースではエンパイアペガサスに2馬身半と決定的な差がつけられていた事を考えれば2000mという距離がひとつ鍵になりそうだ。
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高知から転入2戦目、緒戦は4カ月ぶりの実戦でさすがに反応が鈍かった。それでも勝ち馬ヒガシウィルウィンから2馬身半差なら上々とみるべき内容か。高知では絶対王者スペルマロンの陰に隠れていた近況ではあったが2400mの高知県知事賞2着とタフな競馬に相性の良さを感じさせる。ひと叩きした上積みと2000mという歓迎すべきこの距離で上位陣を脅かしても何ら不思議はない。
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ヤマショウブラックは今季1勝と成長力に不満を残すシーズンだったが3歳時エンパイアペガサスを破ったこのレース、水沢2000mは願ってもない条件。レールガンはここに入れば格下のイメージだが北上川大賞典で上がり最速の2着に食い込んだ決め手の良さが持ち味。3歳戦線から牝馬ゴールデンヒーラーが挑戦してきた。センスのいい走りをする馬で2000mも問題ない、あとは牡馬一線級との力関係だけ。
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