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2019年の春から秋にかけて当地に在籍していたことがあり、B級からA級までを走り(5.5.1.0)、1900mの4県交流重賞・オータムCを勝ち、1400mの全国交流重賞・笠松グランプリでも0秒6差3着に入っていた。大井に移籍してからもなかなかの活躍。直前がもうひとつだったとはいえ、戻ってきてからの2走は、あらためて笠松との相性の良さをアピールした形だ。この中間もマイペース調整ではあるが、好気配は保てており、状態に不安はない。距離も問題ないし、今回は東海地区限定の重賞。いろいろあった年だけに、騎手会長として奮闘する大原浩司騎手に勝利の女神が微笑んでほしいとの願いも込めて。
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夏場は休養に充てられ、9月に戦列復帰。2走目・オータムCでは元中央オープン馬の兵庫テーオーエナジーには歯が立たなかったものの3着は確保して、笠松コースとの相性のよさをあらためて示した。11月にはこのレースのトライアルとなっていた東海クラウンを勝って出走権を獲得している。つまり復帰後の最大目標はこの東海ゴールドCだったということ。そしてその過程が実にうまくいっているのである。陣営からも手応えが伝わってくるコメントが聞けた。楽しみしかない。
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2020年秋に転入して(7.0.0.3)。馬券を外したのは名古屋グランプリ7着、梅見月杯9着、名港盃4着。いずれも長い距離で、転入後のレースぶりからすると折り合い面などから現状は短いほうがいいのかもしれないが、名古屋GPでは2周目3コーナーまで中央勢の集団に食らいついており、中央時の勝利は1700m以上、名古屋大賞典で0秒3差3着があったのなら、何とかなっていいはず。休み明けをひと叩きして絶好の仕上がりを見せている。初戴冠の期待は十分。
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ベニスビーチも2~3歳時に笠松に在籍して準重賞、重賞で(2.2.0.0)。大井に移ってからは思うような走りができなかったが、岩手では3歳重賞戦線で善戦。金沢ではサラブレッド大賞典と加賀友禅賞と2つの地元3歳重賞を制している。古馬とは2走目、オープン馬相手は初となるが、追い切りは絶好の動きを披露。成長の跡が感じられると陣営の感触も上々だった。吉原騎手が鞍上なら期待もできる。トミケンシャイリは、2走前はスタートで後手、前走は韋駄天ぞろいの全国交流重賞だけに酌量の余地はある。8月の古馬オープンでは差して勝っているが、ここは単騎逃げ必至のメンバー構成。その形なら(6.0.0.0)なので。メイプルブラザーは元中央のオープン馬で、兵庫の最上鞍でも好勝負しており、通用して不思議ない実績の持ち主。直前が負けすぎだが、まあ休み明けだったと考えれば、こういう馬の変わり身に期待してみるのも面白そうだ。
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