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2年前の高知県知事賞で重賞初制覇。そこから現在に至るまで積み上げた重賞勝ち星は12を数え、高知競馬における主要重賞距離を全てコンプリート。更には当地での獲得賞金も1億を超え、既に歴史的名馬の域に達している。そんな同馬に果たして不安点はあるのかどうかを探ってみたが、豊富なスタミナ量にレース運びの上手さ、折り合い面にも問題がないことを考慮するなら、今年の相手関係で不覚を取るとは思えず。ここを制すれば高知競馬史上初のグランプリ3連覇の称号を手にする事となり、その新たな偉業達成へカウントダウンに入っている。
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今秋当地へ転入後は3戦を消化。2戦目の前々走にマイル重賞へ駒を進め、スペルマロンの2着に善戦。JRA時にも2着が多かった辺り、勝ち味には遅いタイプの様だが、逆手に取れば強い相手にも食い下がれる堅実さが強味と言える。前走後はここに照準を合わせたメニューを施し、余裕のある出走間隔で臨める分、上積み要素も大きいだろう。スペルマロンの動きを見やすいこの枠の並びも好都合。逆転まであるかは何とも言えないが、馬券内は有望とみて相手筆頭に。
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今年1月~7月にかけて9連勝をマーク。前々走の珊瑚冠賞で連勝はストップしたが、スペルマロンを唯一追い詰めた脚は印象的だった。元々からステイヤー気質で陣営も持久力勝負にはある程度自信を持っている。使い詰めは出来ない馬という事も聞いており、前走黒潮マイルチャンピオンシップからの参戦は想定通り。9歳馬で更なるパワーアップは望めないかもしれないが、スペルマロン以上の長距離適性があると判断するならば、逆転Vの可能性もゼロとは言い切れず。
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モーニングサンも血統背景から長距離適性の裏付けがあり、グランプリ4年連続で馬券に絡む宮川騎手とのコンビも魅力。内枠に入った事でひょっとすれば先行策が見られるかもしれない。ネルソンタッチはメンバー中唯一B級格付けからの参戦。ディープ産駒ながらパワータイプで高知の馬場にもフィット。相手強化にはなるが、特殊な舞台ならではの怖さは感じる。3歳馬からは二冠馬ハルノインパクトが出陣。前走のスタート後手は斤量が影響した様だし、今回56キロのハンデに戻るのは歓迎。後は2400mを走り切るスタミナが備わっているかがポイントだろう。
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