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凡退した4、2走前は道悪馬場が影響したか。良馬場で施行された3走前の関越Sは勝ち馬より1キロ重い斤量を背負って2着。そして前走のカシオペアSは不向きな上がり勝負の分、伸び負けたものの、コンマ2秒差。明けて8歳を迎えたが、稽古の動きからも衰えらしい衰えは微塵も感じられない。2年前の中山金杯は松岡騎手とコンビを組んでアタマ差2着。これを含め、中山戦でも松岡騎手が騎乗したレースに限定すると5戦2勝2着2回。ベストの条件に替わり、手の内に入れている鞍上とタッグ再結成。2年前の雪辱を果たす快走に期待する。
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過去の当レースを見てみると、19年2着ステイフーリッシュ、20年1着トリオンフはどちらも前走でチャレンジC(阪神芝2000m)に出走して馬券圏内の走り。距離は勿論、直線に急坂が待つ点でも阪神に似ている中山での好走は決して偶然ではない。またヒートオンビートの半兄は中山芝2000mが舞台の京成杯の覇者なのも強調材料。しかも鞍上には昨年暮れ、有馬記念、ホープフルSとビッグレースを連勝した横山武史騎手がスタンバイ。重賞初制覇というシーンがあってもまったく驚けない。
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21年のサマー2000シリーズ王者。特に圧巻だったのが函館記念。速いペースで飛ばす2頭を前に見ながら離れた3番手を追走。横山和生騎手が軽く促すと楽な手応えのまま先頭に立ち、直線は独走。終わってみれば後続に3馬身差をつけた。操縦性が高く、流れに応じた位置で運べるレース巧者だ。GIだった前走は惨敗を喫したが、これはいい経験になったはず。中山で2勝とコース替わりは好材料。加えて57.5キロのハンデも新潟記念で克服済み。仕上がりも非常に良く、GIIIなら当然、好勝負に。
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ヴィクティファルスはGI3戦を除けば常に掲示板を確保。スプリングSを勝っているように中山内回りコースでも脚を使える。スカーフェイスは末脚に磨きをかけ、チャレンジCで5着に健闘。54キロのハンデは何とも魅力。展開ひとつで食い込みがあっていい。ロザムールは昨年の中山金杯で4着。前2走は2200m。走り慣れたコース、距離が替わって本来の粘りを発揮する。ジェットモーションは昨年の函館記念でトーセンスーリヤからコンマ5秒差。力差はなく、太めが解消してくれば末脚を伸ばして食い込み可能。
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