Vol.24 厩務員になったきっかけは

前々回のコラムで少し触れた「佐賀に新しく入った18歳の女性厩務員さん」にお会いしてきました！

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古園井綾南さん。

馬がとーっても大好きで、小学生の頃から家族に連れられて競馬場に行き、競馬を見ていたそうです。

「福岡県の出身で、小倉競馬場によく連れて行ってもらっていました。佐賀競馬場は少し遠いのでたまにでしたけど、見に来ていました。佐賀は近くで馬を見ることができて『馬って可愛いな』と思いました。レンガ造りのスタンドの雰囲気も好きです」

佐賀競馬で働きはじめるきっかけは、なんとインターネット！

「馬のいるところで働きたいと思って、インターネットで『佐賀競馬　厩務員』って調べたんです」

試しにこの検索ワードを入力してみると、佐賀競馬公式HPの「きゅう務員募集中！」と問い合わせ先の載ったページや、厩務員募集サイト「厩人(うまやとひと)」、ハローワークのページなどが出てきました。
中でも、「厩人(うまやとひと)」で佐賀競馬の求人を検索すると、10件ほど表示されました。この中からどうやって決めたんでしょう？

「何も知らなかったんですけど、(岩永)千明さんが山下定文厩舎に所属しているのは知っていたので、『女性がいるところに行こう』と思いました」

インターネット検索から始まり、岩永騎手の存在が決め手となって山下厩舎で競馬人生をスタートさせた古園井厩務員。

「これまで馬を扱ったことはなかったんですけど、千明さんは優しくて『馬に乗るのは慣れた？』とか聞いてくれます。
馬に乗るのはすごく楽しいです！最近はコースの内側にある角馬場で速歩※の練習をしています」

※　常歩より速いスピードで、2ビートでの歩法

現在の担当馬はリンラン、カシノバリサイト、フレンドリースカイ、マインヒロインの4頭。
いずれも主戦は岩永騎手で、下の写真のカシノバリサイトは7月4日に勝ちました。

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  カシノバリサイトとのツーショット

リンランは「大人しくて本当に可愛いです！別の馬で落馬することがあって、その次の日はちょっと怖かったりするんですけど、リンランだと安心感があります」と、心を通わせている様子。

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  リンランとのツーショット

7月20日佐賀9Rには岩永騎手を背に出走しました。(7着)

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「馬が好きなので、調教後に馬を洗うのも好きだし、エサをあげる時も可愛くて触っています。馬に触れることは全部楽しいです！」

目を輝かせながらそう話す古園井厩務員。
パドックなどで見かけたら、心の中で熱い声援を送りたいと思います。

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