注目馬情報

インディチャンプ

牡5 JRA 音無秀孝厩舎

父:ステイゴールド
母:ウィルパワー
母の父:キングカメハメハ

通算17戦8勝、GⅠ2勝を含む重賞4勝の5歳牡馬。昨年は秋マイルGⅠを制し、JRA最優秀短距離馬の称号を獲得した。連覇を狙った今年の安田記念、マイルCSはあと1歩勝ち馬に及ばなかったが、差のない3、2着。依然として充実している。先行、差しと脚質は自在で、しまいは確実に伸びてくる。血統背景やデビュー戦の内容から、久々の1400m戦も問題ない。戦績を見てもたたき良化のタイプで、休み明けの前走を使った今回は前走以上のパフォーマンスが期待できる。

サウンドキアラ

牝5 JRA 安達昭夫厩舎

父:ディープインパクト
母:サウンドバリアー
母の父:アグネスデジタル

通算20戦7勝、重賞3勝の5歳牝馬。昨年、4歳秋にして3勝クラスを突破。今年は年明けから京都金杯、京都牝馬S、阪神牝馬Sと重賞3連勝を飾った。続くヴィクトリアマイルでは絶対女王アーモンドアイの2着に好走。GⅠでも通じる能力を示した。秋の2走は着順こそ落としているが、着差は0秒5、0秒9と大崩れはしていない。1400mで重賞を勝った実績もあり、舞台は合っている。たたき3走目で上積みもあり、好位からスムーズに流れに乗れれば復活の走りが見られそうだ。

ステルヴィオ

牡5 JRA 木村哲也厩舎

父:ロードカナロア
母:ラルケット
母の父:ファルブラヴ

通算16戦4勝、GⅠ1勝を含む重賞2勝の5歳牡馬。デビューから2連勝し、18年春クラシックの中心となった1頭だ。皐月賞、ダービーは4、8着に敗れたが、距離を短縮した3歳秋から実力発揮。3歳で古馬相手のマイルCSを勝利した。その後、昨年の大阪杯から今年の高松宮記念までは思ったような結果が出なかったが、近2走は好メンバー相手に差のない2着。着実な復調を示している。過去の成績を見ても1400mは十分に守備範囲。能力的にも、条件的にも好戦必至だ。

ダノンファンタジー

牝4 JRA 中内田充正厩舎

父:ディープインパクト
母:ライフフォーセール
母の父:Not For Sale

通算12戦5勝、GⅠ1勝を含む重賞4勝の4歳牝馬。デビュー戦こそのちのGⅠ馬グランアレグリアに先着を許したが、その後3連勝で阪神JFを制覇。18年のJRA最優秀2歳牝馬を受賞した。古馬になった今年は3戦して勝利こそないが、5、5、6着と大崩れのない堅実馬。昨年の牝馬3冠を見ても桜花賞4着、オークス5着、秋華賞8着と幅広い距離で好戦しており、総合力の高い牝馬だ。軽い馬場が得意で、良馬場なら一流牡馬が相手でも好戦できる力を備えている。

マルターズディオサ

牝3 JRA 手塚貴久厩舎

父:キズナ
母:トップオブドーラ
母の父:Grand Slam

通算9戦4勝、重賞2勝の3歳牝馬。昨年の阪神JFは2着で、今春のチューリップ賞では2歳女王のレシステンシアにリベンジ。桜花賞、オークスは調子が上がらず勝ち負けにもならなかったが、始動後の紫苑Sを快勝。秋華賞は4番人気に支持されるも7着。阪神Cは1400mだが、マイル戦は6戦3勝2着2回と安定している。短距離戦は望むところだ。

フィアーノロマーノ

牡6 JRA 高野友和厩舎

父:Fastnet Rock
母:Heart Ashley
母の父:Lion Heart

通算18戦7勝、重賞2勝の6歳牡馬。3歳デビューのためクラシック戦線には絡めなかったが、古馬になってから存在感を発揮している。昨年のダービー卿CTで重賞初勝利をあげ安田記念、マイルCSにも出走。1200m~マイルまでを主戦場に昨年の阪神Cは3番人気で2着に入っている。直近の京阪杯は中団からしぶとく伸び勝利。特に阪神競馬場と相性が良く、条件戦から重賞まで5走して3勝2着2回。得意仁川で見せる。

(日刊スポーツ編集部)

注記

当ページの情報は、特別登録の情報に基づき制作されております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。