JRAネット投票発売レース 水沢
2025年12/21(日) 17:10発走
水沢競馬場 ダ1,600m
1995年から正月開催で明け3歳馬によって争われていたが、2023年から冬季開催が年内で終了することになって年末に移動。そして今年は実施日が昨年より9日も早まることになった。これに伴って各馬の臨戦過程が変わることが考えられるが、2歳王者決定戦というテーマは変わらない。ここでは1月実施だった15年以降の過去9回(19、22年は開催されず)の結果をもとに、傾向をみていくことにする。
連対馬18頭のうち16頭は、単勝3番人気以内。ただし2回前(2023年12月)は6番人気、前回は5番人気馬が勝利と、近年はやや人気薄の台頭もある。3着には4番人気以下が5頭入っている。[表1]
| 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1番人気 | 6 | 0 | 2 | 1 | 66.7% | 66.7% | 88.9% |
| 2番人気 | 1 | 5 | 1 | 2 | 11.1% | 66.7% | 77.8% |
| 3番人気 | 0 | 4 | 1 | 4 | 0.0% | 44.4% | 55.6% |
| 4番人気 | 0 | 0 | 2 | 7 | 0.0% | 0.0% | 22.2% |
| 5番人気 | 1 | 0 | 1 | 7 | 11.1% | 11.1% | 22.2% |
| 6番人気以下 | 1 | 0 | 2 | 33 | 2.8% | 2.8% | 8.3% |
前走時の馬体重別に成績をまとめると、大型馬のほうが優勢という傾向。ただし、前走500㎏以上で勝利したのは2015年スペクトル(前走時516㎏、当日523㎏)だけで、440〜499㎏に注目するほうがいいのかもしれない。ちなみに前走419㎏以下で連対したのは16年1着サンエイホープ(前走時409㎏、当日410㎏)だけだ。[表2]
| 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 399㎏以下 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0.0% | 0.0% | 20.0% |
| 400~419㎏ | 1 | 0 | 1 | 8 | 10.0% | 10.0% | 20.0% |
| 420~439㎏ | 1 | 1 | 2 | 7 | 9.1% | 18.2% | 36.4% |
| 440~459㎏ | 2 | 3 | 2 | 15 | 9.1% | 22.7% | 31.8% |
| 460~479㎏ | 1 | 3 | 0 | 10 | 7.1% | 28.6% | 28.6% |
| 480~499㎏ | 3 | 2 | 1 | 6 | 25.0% | 41.7% | 50.0% |
| 500㎏以上 | 1 | 0 | 2 | 4 | 14.3% | 14.3% | 42.9% |
牡馬(セン馬を含む)と牝馬で比べると、7勝を挙げている牡馬が優勢。しかし2・3着が拮抗している点は覚えておきたいところといえる。なお、牝馬の勝利は3回前(2023年1月)と2回前(23年12月)となっている。[表3]
| 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 牡・セン | 7 | 5 | 4 | 23 | 17.9% | 30.8% | 41.0% |
| 牝 | 2 | 4 | 5 | 31 | 4.8% | 14.3% | 26.2% |
岩手競馬は盛岡と水沢の2カ所で実施。金杯は右回り1周1200mの水沢競馬場が舞台で、左回り1周1600mの盛岡競馬場とは全く違う。となれば、水沢実績があると信頼度が高そう。実際に水沢で3勝を挙げていた馬は、3着内率が100%となっている。なお水沢未勝利で3着以内に入った8頭のうち5頭は、門別競馬場でデビューした馬だった。[表4]
| 1着 | 2着 | 3着 | 4着以下 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 3勝 | 1 | 1 | 1 | 0 | 33.3% | 66.7% | 100.0% |
| 2勝 | 2 | 1 | 2 | 5 | 20.0% | 30.0% | 50.0% |
| 1勝 | 5 | 3 | 3 | 15 | 19.2% | 30.8% | 42.3% |
| 未勝利 | 1 | 4 | 3 | 34 | 2.4% | 11.9% | 19.0% |
勝つのはこういう馬!
単勝2番人気以内で、前走の馬体重が440〜499㎏の牡馬。そして水沢競馬場で1勝以上を挙げていることが望ましい。なお、今年はトライアルの寒菊賞が11月24日で、レース間隔が中3週と近年より余裕がある。その点に注意しておく必要があるだろう。
※当ページの情報は、
特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。
キャンペーン事務局
メール:keiba2025-2026@cartahd.com