帯広
2025年12/29(月) 19:30発走
帯広競馬場 200m
2歳三冠レース第2弾。北海道を5つのブロックに分けて出生地ごとに産駒特別を実施し、着上位2頭に出走権が与えられるばんえい競馬では珍しいトライアルレースを経て実施される選抜競走。昨年度同様に今季も予選レースのレベル差が大きく開いている印象がある。中でも十勝産駒特別は出走馬10頭すべてがAクラス格付けと強豪揃いの一戦だった。そこを勝ち上がってきたキングウンカイ、2着のホクセイイワキヤマが主力。
キングウンカイ
キングウンカイ
デビューから3連勝を飾り、無理せずその後は休養に。9月に復帰したが、休養明けの2戦は直線で気ムラな面を見せて終い伸び切れずに7着、5着とひと息の結果が続いた。ただ、叩き3走目になった前走の十勝産駒特別は障害ひと腰でまとめ直線余裕を持って抜け出しと好内容のレースでここへの権利を得た。春先は世代トップを走っていた馬。重賞とはいえ、選抜条件では実力上位で通る。前走の内容なら増量にも対応が可能。重賞初制覇が期待できる。
ホクセイイワキヤマ
ホクセイイワキヤマ
前走は積極的な競馬を仕掛けて行き、障害ひと腰。勝ち馬とは切れ味の差が出て2着に敗れたとはいえ、ここへの権利確保が目標だっただけに、賞金ハンデを10キロ課せられた中で、きっちりと結果を出したのは能力の高さを証明するもの。600キロと今回も斤量面で厳しい立場だが、前走の内容なら克服しても不思議はない。ここ目標に調整されており、仕上がりに関しては不安のない状態。二冠制覇のチャンスは十分にある。
ジェイノホマレ
ジェイノホマレ
今回の権利取りがかかった釧路産駒特別は障害ひと腰でトップ抜けしてそのまま押し切った。1分41秒0と勝ち時計も優秀で完勝と言える内容。ペースの緩急を問わず障害は常にひと腰でまとめており、580キロの荷物には対応できそう。脚抜きのいい馬場だったとはいえ、ナナカマド賞では勝ったホクセイイワキヤマから1.9秒差の4着があるように、牡馬相手でもヒケを取らない力を持っている。デキも良く、ひと押し利けば勝ち負けに加われる。
クリスタルアッシュ
サトノブレイカー
ヤマノブラウン
クリスタルアッシュ
サトノブレイカー
ヤマノブラウン
クリスタルアッシュは前走2着に敗れて連勝は2でストップしたが、上々の内容。馬体の増加にともない持てる力を発揮できるようになってきた。オープンクラスで活躍しているクリスタルコルドの妹と血統的な裏付けもあり、注意したい。サトノブレイカーは前々走の内容ならこの中に入っても見劣ることはない。前走の勝ちっぷり良く、軽視禁物。ヤマノブラウンはA1条件の前走でも障害ひと腰でトップ抜け。3着もレースぶりは良かった。終い踏ん張れば前残りが狙える。
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