笠松
2025年12/30(火) 15:20発走
笠松競馬場 ダ1,400m
地方所属馬のまま、中央の重賞やクラシック戦線に挑戦できるようになった1990年代に報知杯・4歳牝馬特別を勝ち、桜花賞でも1番人気に推され4着に健闘し、その後も中央や地方の重賞で活躍しファンの人気を集めたライデンリーダー。その名を冠したレースが今年も2歳チャンピオン決定戦として暮れの笠松で行われる。2020年から現行の牡馬・牝馬混合の1400mになった初年度にフーククリスタルが勝って以降、笠松勢は勝ち星から遠ざかり、直近3年は名古屋勢が3連勝中なのは気になるデータ。笠松勢ではリバーストリート、名古屋勢ではミモザノキセツが素質上位とみているが、今年の注目はなんと言っても金沢のエムティジーク。5連勝の内容が圧巻だけにここも期待大だ。
エムティジーク
エムティジーク
6月に金沢でデビュー直後は連続2着だったが、3走目の向日葵特別で後続に2秒6差をつける圧倒的な逃げ切りで初勝利。これで勢いがつくと、その後も快速ぶりを生かした競馬で勝ち続け現在破竹の5連勝中。石川テレビ杯、ネクストスター金沢、金沢ヤングチャンピオンと3つの重賞を制し、もはや押しも押されもせぬ金沢ナンバー1となった。まだ控える競馬で勝ったことがないのは不安材料ではあるが、そもそもスピードの絶対値が上位であり、自分のリズムで運べさえすれば、少々、テンに無理をしてもスタミナが切れることはない。いかにも笠松の1400mは合いそうで、スタートさえ互角なら、この相手でも6連勝濃厚か。
リバーストリート
リバーストリート
素質馬の多い田口厩舎の2歳馬の中でも師が「この馬はレベルが違う」と転入当時から今まで一貫して語ってくれるのがこの馬。門別では重賞戦線で上位争いしていた素質馬であり、転入初戦でジュニアクラウン快勝。前走のネクストスター笠松こそ当時無敗だったヨサリに0秒2の2着に敗れたが、直線半ばまでしぶとく食い下がった内容は評価に値する。今回はそれ以来の競馬で約2カ月半ぶりとなるが、ここ目標に乗り込まれ一週前の追い切りでは出色の好時計をマーク。転入以来、仕上がりは最も良さそうに思えるし、元々が堅実で大崩れの少ないタイプ。金沢の強敵や名古屋勢相手でも好勝負できる確率は高い。
ミモザノキセツ
ミモザノキセツ
門別でフレッシュチャレンジで1秒3差の圧勝。その後の4走では4着が最高だったが、名古屋に転入後は認定競走、ネクストスター名古屋と1500mのレースを2連勝。前走のゴールドウィング賞は7着とひと息だったが、スタート後に前をカットされるような場面もあり、位置取りが悪くなったのと1700mへの距離延長が応えた印象。先行力を生かして好走してきたこの馬にとって、笠松の1400mに舞台が変わるのは大きなプラス。2、3走前のようにすんなり先行してスピードを生かせる競馬ができれば、金沢、笠松の強敵が集まったこのメンバーでも互角以上にやれる可能性はある。
ムーンウォーリア
リバーサルトップ
スティルアローン
ムーンウォーリア
リバーサルトップ
スティルアローン
これらに続く連対候補もなかなかの素質馬ぞろい。ムーンウォーリアは重賞戦線には絡めなかったものの、門別で5戦1勝、2着2回と安定した成績。当地転入後もジュニアクラウン2着、ネクストスター笠松4着と堅実味を発揮している。前走はインで包まれたぶん4着に敗れたが中間も順調で評価は落とせない。リバーサルトップは門別のオープンで上位争いしており、潜在能力は互角以上。実績的に距離短縮はプラスで差し切りまで期待できる。転入初戦の前走で1組を快勝したスティルアローンは底を見せていないのが魅力。その前走の2着馬は後にジュニアキングを勝っており、この相手でも力負けするとは思えない。
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