笠松
2025年12/31(水) 15:55発走
笠松競馬場 ダ2,500m
これを見ないと新年を迎えることができないと言っても過言はない暮れの大一番。今年で第54回を迎える東海ゴールドカップは、1年以内に東海地区所属馬として出走実績があるA級の馬に出走資格があり、距離は2500mで施行される。笠松所属馬7頭以上、名古屋所属馬5頭以内となっており、11月14日に行われたレジェンドハンター記念の1、2着馬には優先出走権が与えられる。このレースを目標にトレードされたヒストリーメイカーが存在感を示すのか、前哨戦のレジェンドハンター記念を制したゴールドギアが本番でも奮闘するのか、他にも可能性のある伏兵陣が多数いて、見ごたえのあるカードになった。
ヒストリーメイカー
ヒストリーメイカー
中央でのリステッド競走勝ち(仁川S・ダート2000m)を含め、姫路や佐賀でも重賞を制覇。間違いなくこのメンバーなら実績上位の馬だが、11歳を迎えた同馬がどんな競馬をするかが前走の焦点だった。調教の感触からすると7分程度の仕上がりに映っていたが、A2組とはいえ圧勝。走破時計の1分27秒6はもちろん優秀だが、上がり3ハロンも37秒4でキレキレの末脚を駆使。距離不足と思われた中での圧勝劇だっただけに、まずは幸先のいいスタートを切れたと言えるだろう。年齢的な衰えはなさそうだし、体調面の上積みに加えて距離延長など、期待は高まる一方だ。
ゴールドギア
ゴールドギア
5走前のせきれい賞(1着)は芝だったが、2走前の鳥栖大賞はダートの2000mで3着に健闘。もともと堅実なタイプだが、近走は本当に安定感があるし、これで10歳を迎えているというからなお頭が下がる。「スピード負けすることはあっても、スタミナには自信がある」と陣営が語っていた通り、前走のレジェンドハンター記念は勝負強い内容で勝利。笠松は2戦2勝とすこぶる相性がいいコースだし、スタミナ勝負になりそうな2500mはこの馬にはもってこいの舞台だろう。暮れの大一番を制すか、大注目。
コヴィーニャ
コヴィーニャ
これまで重賞で上位にくるイメージはなかったが、レジェンドハンター記念の2着に続いて、弥富記念でも5着に健闘。大崩れしないのがこの馬の持ち味だが、逃げ以外の脚質で勝ったことがあるように自在性がある点もセールスポイントのひとつだろう。これまで笠松は(1-1-2-1)と手堅いこの馬らしさが出ているコースだし、脚質からして距離延長もマイナス要素にはならないはずだ。少しでも展開がかみ合うようなら、再び上位に食い込んでも不思議はない。
コパノエミリア
ニホンピロタイズ
ヒフミバンダム
コパノエミリア
ニホンピロタイズ
ヒフミバンダム
コパノエミリアは7走前から宇都厩舎へトレードされたが、それ以降、東海クイーンカップ、のじぎく賞、兵庫クイーンカップの3つの重賞を制覇。3歳という年齢を踏まえると、今後の活躍が本当に楽しみでならない。前走は距離不足だった印象があるし、距離が延びれば反撃の期待は十分だろう。ニホンピロタイズは中央在籍時の3勝はすべて芝でのものだが、1800mと2000mで挙げている。6走前から名古屋へトレードされたが、3走前の休養明けからは生まれ変わったかのようなレースをするようになった。3連勝と勢いに乗ってきたし、陣営も自信を持って臨むだけに大駆けがあっても驚けない。ヒフミバンダムは陣営も手応えを掴んでいた様子だったが、一気の相手強化となった前走で3着。重賞で間に合う力があることを証明してみせた。元来、見映えするタイプだが、体調的にもピークを迎えている印象でより目立つ1頭になっている。穴で狙ってみる価値はありそうだ。
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