人気薄の台頭に要注意

1番人気馬は3勝を挙げているものの、3着内率は50.0％と信頼度としては低め。2番人気馬の3着内率も50.0％で、5番人気まであまり大きな差がないデータとなっている。もっとも人気薄で勝利を挙げたのは、2020年グレンツェント（8番人気・単勝17.6倍）。この年は8→5→6番人気の順で入って、3連複は2万530円、3連単は19万4040円の高配当となった。なお、3着まで3番人気以内の馬が占めたのは、過去10回では21、24年と2回ある。［表1］

大井と船橋が優勢

所属別で、好成績を挙げているのは4勝、2着5回の大井。船橋は2勝だが6連対と優秀。浦和は3勝を挙げているものの、2着と3着がゼロとなっている。開催競馬場である川崎は1・2着各1回、3着3回で、全体的に見ると劣勢となっている。［表2］

馬番1〜6が好成績

馬番別では、勝ち馬はすべて1〜6番というのが特徴的。2着は7頭が6番より内で、3着は6番以内と7番以上が5頭ずつとなっているが、それを含めても内枠が優勢といえる分布だ。［表3］

大型馬が優勢

前走の馬体重別に成績をまとめてみると、『500㎏以上』が6勝と好成績。ただし、前走時『520㎏以上』の超大型馬は2頭が勝利しているが、2着がゼロで3着が1回という点は、覚えておいてもいいだろう。［表4］

馬と騎手の所属の関連は？

馬と騎手の所属が同じか違うかで成績をまとめたところ、大きな差はないという結果だった。出走馬に誰が騎乗するか、それぞれの事情はあるだろうが、全体的なデータとしてはあまり気にする必要はないようだ。［表5］

※期間限定騎乗中の騎手は南関東での所属場でカウント