注目馬情報 Attention

テオレーマ

牝5 JRA 石坂公一厩舎

父:ジャスタウェイ
母:スターズアラインド
母の父:Sea The Stars

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前走で3勝クラスを勝った上がり馬。重賞初挑戦だが2走で順調に3勝クラスを突破したこと、斤量のアドバンテージを考えれば侮れない存在だ。2走前は鼻差の2着だったが、勝ったスズカフロンティアがその後にオープンで5着に食い込んでおり、レースのレベルは高かった。前走は4角13番手から上がり最速で差し切りと強い勝ち方。小回りの小倉で問題なく走っており、初の船橋コースも問題ない。鞍上の川田将雅騎手は1勝クラスを勝った時に騎乗しているし、今年に入ってダートグレード5勝、騎乗機会4連勝中とまさに”無双”状態だけに心強い味方だ。

過去3走の競走成績

  • 2021/01/24 小倉 右1700m豊前S

    1

  • 2020/12/27 阪神 右1800mフォーチュンC

    2

  • 2020/11/21 東京 左1600m西湖特別

    1

フェアリーポルカ

牝5 JRA 西村真幸厩舎

父:ルーラーシップ
母:フェアリーダンス
母の父:アグネスタキオン

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芝でGⅢ2勝を含む15戦4勝の実績馬が、ダート初挑戦。ルーラーシップ産駒ではこの馬と紫苑Sで戦ったパッシングスルーが先にダートに挑戦し、エンプレス杯で3着に入った。ダートをこなせない血統ではなく、芝の不良馬場でも勝っており力のいる馬場も大丈夫。前走の中山牝馬Sでは鼻、首差の3着。連覇こそ逃したが、今年2戦目で叩きながら着実に状態は上がっていた。ベストは1800mで切れ味を生かすタイプだけにマイルでどうかだが、JRAの芝重賞に比べれば地方ダートは緩やかなペースで対応は可能。

マドラスチェック

牝5 JRA 齋藤誠厩舎

父:Malibu Moon
母:Gloat
母の父:Mr. Greeley

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19年の関東オークス(2着)以来、牝馬ダートグレードに狙いを絞って参戦中。昨年のTCK女王盃を制覇。同年JBCレディスクラシック2着と、このカテゴリーでは上位の常連だ。この馬はとにもかくにも砂を被らず、もまれず気持ちよく走ることが勝利条件。前走のエンプレス杯も3着と崩れてはいないが、森泰斗騎手が「内枠だと競馬がしづらい」と話しておりやはり最内枠の影響はあった。勝ったTCK女王盃は絶好の大外枠。前走で体が絞れて体調は良くなっていただけに、外枠が欲しい。マイルは久々だが、前回時より力をつけているし脚質的にも合っている。

レッドアネモス

牝5 JRA 友道康夫厩舎

父:ヴィクトワールピサ
母:マチカネハヤテ
母の父:サクラバクシンオー

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芝で15戦4勝。昨夏のクイーンSで重賞初制覇を果たした。初めてのダート挑戦だが、元々クイーンSで結果が出なければブリーダーズゴールドCに参戦するプランもあった。当時「ダートが合いそうな血統ではある」と友道調教師は話していた。洋芝重賞Vの実績からダートをこなせても不思議ではない。左回りのマイルは適条件。折り合いがついて脚がしっかりたまれば、クイーンSのように一発の可能性を秘める。少し繊細な面があるため輸送による体重の変化、初ナイターでパドックでのテンションには注意したい。

サルサディオーネ

牝7 大井 堀千亜樹厩舎

父:ゴールドアリュール
母:サルサクイーン
母の父:リンドシェーバー

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昨年の当レース覇者で、JRAから大井に移籍後は13戦で4勝全て左回り。その内3勝(全て重賞)を船橋コースで挙げており、コース相性は抜群にいい。生粋の左回り巧者で、左回りと右回りでは行きっぷりに差があるのが特徴。レーススタイルも「徹底先行」と走る条件がはっきりしている。常にマークされる立場だが、序盤から競り込まれたりせず、4角までマイペースなら多少ペースが速くとも直線で二枚腰を使えるのがこの馬の凄いところ。もちろんマイルになるのはプラス材料。昨年は重馬場で逃げて2馬身差の快勝と馬場が渋れば断然の主役候補だ。

(秋田 麻由子)

注記

当ページは、4月2日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。