注目馬情報 Attention

マテラスカイ

牡7 JRA 森秀行厩舎 通算34戦7勝

父:Speightstown
母:Mostaqeleh
母の父:Rahy

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通算15戦目にして1000万クラスを勝ち上がると、その後は、ドバイ・ゴールデンシャヒーン5着を挟むも、1600万クラスを2連勝でオープンへ駆けあがる。4歳7月にプロキオンステークスを日本レコードで制すと11月の京都・JBCスプリントはグレイスフルリープのクビ差2着。5歳3月には、2度目の挑戦となったドバイ・ゴールデンシャヒーンで2着に入り海外でも好勝負を演じた。昨年6月の北海道スプリントカップ2着でクラスターカップへ。当日は時計の出やすい走路状況で内にヒロシゲゴールドがいたため2番手からの競馬も、スピード勝負には強く2年ぶりの重賞勝ちがまたしても日本レコード。11月大井・JBCスプリントでも控える競馬で2着。今年は海外遠征後3月以来でもコース相性の良さで連覇となるか注目。

過去3走の競走成績

ヒロシゲゴールド

牡6 JRA 北出成人厩舎 通算29戦7勝

父:サウスヴィグラス
母:エフテーストライク
母の父: ブラックタキシード

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2歳8月の新馬戦勝ち。2勝目は4歳1月と苦しんだ時期もあったが、その後3連勝で挑んだオープン初戦の19年東京スプリントは3着と好走。同年8月のクラスターカップでは、注目を集めたコパノキッキングが行く構えも、枠順味方に先手を奪ってヤマニンアンプリメに差されるも2着に粘る。昨年は4月リステッド競走・京葉ステークスを逃げ切り、2度目のクラスターカップは抜群のダッシュ力で逃げて前半3ハロン33秒7。レコード決着の1/2馬身差で2年連続2着となった。冬場に伸び悩んでいたが、今年5月の前走北海道スプリントカップは深いダートの門別で好位から勝負強さ発揮して快勝。今年の盛岡は時計を要す馬場だけに3度目の正直、ダートグレード競走連勝となるか。

リュウノユキナ

牡6 JRA 小野次郎厩舎 通算37戦8勝

父:ヴァーミリアン
母:ネオカラー
母の父: クロフネ

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ホッカイドウ競馬出身でデビュー5戦目に札幌芝すずらん賞を見事な差し切り。シーズン終了後にJRAへ移籍となり、当初は芝を中心に使われていたが結果を残せず、4歳2月にダート路線へ変更するといきなり東京1000万クラスを勝利。5歳1月に中山3勝クラスを突破。9月に中山ながつきステークスは2着も1分08秒9の好タイムを皮切りに、今年1月ジャニュアリーステークス、2月大和ステークスのオープン特別を連勝して臨んだ4月の東京スプリントは、昨年のJBCスプリント優勝馬サブノジュニアとの接戦をクビ差で制し、ダートグレード初勝利を果たした。里帰りとなった北海道スプリントカップは2着でも目下6連続連対中。どこからでもスパートできる脚は強み。

ジャスティン

牡5 JRA 矢作芳人厩舎 通算23戦8勝

父:オルフェーヴル
母:シナスタジア
母の父:Gone West

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デビューから8戦までは芝の短距離・マイルを使われて2勝をマーク。外傷からの復帰となった3歳秋からダートへ路線を変更。12月に阪神2勝クラス、翌年1月に京都3勝クラスと順調に勝利を積み重ねて3月にオープンクラスの千葉ステークスを快勝し、次走・東京スプリントを逃げ切り。10月の東京盃は好位を外から抜け出し勝利。大井・JBCスプリントは揉まれ弱さ出て8着も12月のカペラステークスは58kgの斤量を背負って勝ち切り、4歳はダートグレード3勝と大躍進。今年は海外遠征に、前走16着は芝の函館スプリントステークス。ベストのダート1200メートルなら期待が大きい。

過去3走の競走成績

サイクロトロン

牡4 JRA 音無秀孝厩舎 通算14戦4勝

父:ロードカナロア
母:キャレモンショコラ
母の父:サクラバクシンオー

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初勝利はデビューから5戦目の2歳12月。2勝目も間近に思われたが、3歳5月に馬場入場後に疾病(左前肢跛行)を発症したため競走除外のアクシデント。立て直されて11月の阪神で1勝クラスを勝利すると、12月阪神に2勝クラス、今年2月に3勝クラスを持ち味のスピードを武器にポンポンと3連勝を飾る。4連勝のかかる千葉ステークスは1番枠から強引に先手を奪って、テンの前半3ハロン33秒8、結果8着でも厳しい流れでオープンクラス初戦なら内容は悪くない。前走の東京スプリントも内枠で激しい競り合い、4コーナー手前では外から被されて8着と展開苦に泣いた。一戦ごとに地力強化の4歳馬で今回のポイントも枠順か。

過去3走の競走成績

ボタニーク

牝7 岩手 菅原右吉厩舎 通算39戦8勝

父:ストリートセンス
母:ジャルダンII
母の父:Montbrook

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4歳の5月にホッカイドウ競馬でデビューする。この年は下級条件だが1000メートルで3勝。5歳は1勝、6歳でも堅実には駆けるが1勝に終わる。7歳を迎えて岩手に移籍すると、休み明け12着を叩かれるとガラッと一変し、B1クラスでスピードを発揮して一気に3連勝をあげた。メンバー強化の栗駒賞は位置取り悪かったが直線ひと脚を使い5着と見せ場をつくった。クラスターカップのトライアル競走・岩鷲賞は中団から競馬となったが、直線は馬群をさばいて2着と末脚が際立っていた。遅咲き開花で脚質にも幅が出て、相手は強いが地元の利と勢いに注目だ。

(峯村 正利)

注記

当ページは、8月5日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。