注目馬情報 Attention

トレド

牡2 JRA 池上昌和厩舎 通算2戦2勝

父:ヘニーヒューズ
母:リンガスウーノ
母の父:サウスヴィグラス

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恵まれた馬格から繰り出すパワフルな走りは無限の可能性を秘める。デビュー戦から圧巻のパフォーマンスを披露した。楽な感じで主導権を握ると、あとは一人旅。時計の出やすいコンディションだったとはいえ、1分51秒9の2歳コースレコードで快勝。続く2戦目のプラタナス賞では単勝1.8倍という圧倒的な1番人気に支持され、ここでも秀逸なレースを見せた。2番手から進め、直線で早々と逃げた馬を交わすと、最後まで余裕たっぷり。勝ち時計の1分36秒9は近年との比較でも優秀そのもの。底を見せていないのは確かで、その走りから目が離せない。

過去3走の競走成績

  • 2022/10/15 東京 左1600mプラタナス賞

    1

  • 2022/09/24 中山 右1800m2歳新馬

    1

オマツリオトコ

牡2 JRA 伊藤圭三厩舎 通算3戦2勝

父:ヴィットリオドーロ
母:マツリバヤシ
母の父:スマートボーイ

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絶品の決め脚で一気の強襲だ。デビュー戦は出遅れ気味の発馬ながら慌てず騒がず。そのまま流れに乗ると、終始楽な手応え。最後まで余裕たっぷりの完勝。次走は矛先を変え函館2歳Sを選択。芝で追走に苦しむシーンはあったものの、切れ味鋭く追い上げての3着。そして、極めつけは前走のヤマボウシ賞。初めてもまれる形になり、エンジンの掛かりは遅かったが、直線で馬群をさばくと再点火。グイグイと伸ばして差し切った。先々へ向けていい経験にもなったし、これで準備は万全。スピード、パワーを兼備し、タイトル奪取を狙う。

過去3走の競走成績

マルカラピッド

牝2 JRA 今野貞一厩舎 通算3戦2勝

父:マインドユアビスケッツ
母:ヴェルメンティーノ
母の父:ダイワメジャー

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唯一のダートグレード競走ウィナーとして存在感を示す。新馬は芝ということもあり14着に敗れた。だが、ダートへ転じると頭角を現した。未勝利では好位確保から直線では早くも先頭へ。迫る後続を危なげなく、振り切って勝利。着差以上の内容。そして、前走が見事だった。道中は砂をかぶりながらも内で辛抱。追っつけ気味の追走にはなったが、直線は外へ持ち出すとしぶとく脚を伸ばした。最後は力強く抜け出して、完勝といえる走りで制した。ここは1F延長に加え、初の小回りコース。克服すべき課題はあるが、一戦ごとに成長。連続Vも十分だ。

過去3走の競走成績

スペシャルエックス

牡2 北海道 田中淳司厩舎 通算4戦3勝

父:ダノンレジェンド
母:ファーマクリーム
母の父:スニッツェル

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ハイレベルな2歳道営勢の中でも、トップクラスの実力を誇る。デビュー戦で2着に1秒差をつけて圧勝すると、続く2戦目はクビ差の辛勝とはいえ、勝負根性を発揮。3戦目は重賞のイノセントカップへ。そこでも、抜群のスピードを生かしてハナを奪い、これまたクビ差退けての勝利。無傷の三連勝で挑んだ前走の鎌倉記念こそ2着に敗れたとはいえ、初の長距離輸送に加え、左回りなど、厳しい条件下でも力を示した。JRA勢相手でも、スピードで引けは取らない。小回りコースなら、さらに粘りも増してくる。真っ向勝負から、道営2歳勢の底力を示す。

エコロアイ

牝2 JRA 森秀行厩舎 通算3戦1勝

父:Shackleford
母:Key Is to Win
母の父:Dixie Union

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天性のスピードで頂点獲りを狙う。デビュー戦は1番人気に支持されると、テンの速さを見せつけ、楽な感じで主導権を握ることに成功。3角過ぎから早めに来られる展開にはなったが、きっちりと押し切った。2戦目は芝のききょうSで6着に敗れたが、ハナを奪うなど見せ場を演出。前走のJpnIIIエーデルワイス賞は好スタートから2番手。4角では先頭に立ち、勝ち馬の決め脚に屈したものの2着に踏ん張った。センスの良さが光る内容だったし、内ラチ沿いを使える園田コースはいかにも合いそう。距離延長でも対応は可能。ダートグレード競走制覇の可能性も十分だ。

過去3走の競走成績

ジョイブラック

牝2 兵庫 高本友芳厩舎 通算8戦2勝

父:カレンブラックヒル
母:テンザンジョイ
母の父:マイネルラヴ

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地力強化著しい。馬体は390キロ前後と小柄ながら、それを感じさせないパフォーマンスを披露している。デビュー当初は勝ち切れなかったが、経験を積むごとにパワーアップ。未勝利戦を圧勝すると、重賞・兵庫若駒賞へ挑戦。8番人気という低評価を覆し、単勝1.0倍の圧倒的な支持を受けたベラジオソノダラブに半馬身差まで迫っての2着。一気に評価を高めると、次走のJRA認定戦では内の狭いところをこじあけて快勝した。体幹の強さからくる、バランスの取れた走りに磨きがかかってきた。自慢の末脚を武器に、強力な遠征勢へ勝負を挑む。

デステージョ

牡2 北海道 角川秀樹厩舎 通算6戦3勝

父:ニシケンモノノフ
母:スレドボ
母の父:コマンズ

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道営3勝の実績はダテではない。デビューした6月からの戦歴は重賞を含めて【3-1-2-0】と安定感たっぷりの走り。イノセントカップは結果3着に敗れたが、1番人気に支持されるなど、素質は高く評価されている。初の長距離遠征だった鎌倉記念でも3着。しっかりまとめてきた。前走は遠征後の中1週というローテになったが、意に介さず。初距離も何のその。好スタートから番手に取り付くと、4角で先頭に立ち、楽々と勝利。スピードだけでなく、スタミナも備え、ポテンシャルは相当なもの。逃げ、差し自在。JRA勢相手に好勝負へ持ち込む。

(桑原 勲)

注記

当ページは、11月17日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。