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レースの見どころ

昨年のJBCクラシック勝ち馬のテーオーケインズと東京大賞典勝ち馬のウシュバテソーロの直接対決が実現。更に両レースの上位入線馬に加えて、正月の報知オールスターカップを制した昨年の2着馬エルデュクラージュも加わり10頭立てながら見応えのある一戦となった。長距離戦だけにどのタイミングで動いて行くのか、騎手同士の駆け引きも非常に興味深く、真冬の川崎競馬場を舞台に手に汗握る熱い戦いが期待できる。また来年以降は施行時期が4月になる予定で、冬の川崎記念をしっかりと目に焼き付ける最後の機会。

本命

  • 33テーオーケインズ

CHECK!

一昨年のチャンピオンズカップを楽勝。昨年は王者として君臨すると思われたが、国内1・4・1・4着と2勝のみとややトーンダウン。ただし、4着時の帝王賞は本調子になく、チャンピオンズカップは間隔がなかったのが影響したのかも…と陣営は敗因を分析。その点を踏まえて今回はレース間隔を2ヶ月あけて満を持しての登場。意のままに動ける機動力があり川崎コースは不問。地力はメンバー中一番なら、昨年のJBCクラシック馬の貫録を見せる。

対抗

  • 55ウシュバテソーロ

CHECK!

初のGI挑戦、初の一線級相手となった前走の東京大賞典だが、道中は手応えの良さが目立って向正面で早々に外へ出す自信満々の騎乗。直線に向くと一気に弾けてダート戦線の主役へ躍り出た。左回りの二千百は東京コースで2勝を挙げているが、今回はコーナー6つの小回り対応がカギになる。しかし、鞍上の指示に反応良く動けた前走からそれも杞憂に終わりそう。テーオーケインズとの直接対決を制し、4連勝で王者の座を掴み取る可能性は十分。

単穴

  • 810ライトウォーリア

CHECK!

川崎コース向きの先行力が魅力な同馬の◎も考えたが、TCK女王盃から連闘で臨むテリオスベルの参戦で展開が読みにくくなり▲。ただし、道中モマながら厳しい位置取りとなったものの、5着に踏ん張った前走が数字以上の好内容5着。昨年は南関東移籍で馬が変わったと断言できる重賞連勝の内容からも、立ち回り次第では上記◎○の2頭を撃破しての戴冠もあり得る。前述したテリオスベルの出方を窺える大外枠もプラスに働く。

連穴

  • 78エルデュクラージュ
  • 66ノットゥルノ
  • 11ニューモニュメント
  • 44ペイシャエス

CHECK!

明け9歳ながら前走で重賞制覇と衰え皆無のエルデュクラージュは名うてのコース巧者。早目の競馬で昨年2着のリベンジを狙う。初コースでも自在に立ち回れるノットゥルノは今後に向けて見せ場以上の結果を残したいところ。前走は直線大外一気が圧巻で決め手ならこのメンバーでもNo.1と言えるニューモニュメント。ユニコーンステークスを制して臨んだジャパンダートダービーはノットゥルノに敗れたペイシャエスだが、ひと夏越して力をつけて秋シーズンは古馬相手とも堂々渡り合った。ここでも十分圏内。

提供 ケイシュウNEWS 若林 幹治

注記

当ページの情報は、1月31日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。