
牡3 JRA 手塚貴久厩舎 通算3戦2勝
父:ロードカナロア
母:アイリッシュシー
母の父:Galileo

デビュー前から調教で動いており、25年10月の新馬戦では圧倒的1番人気に支持された。しかし、先に抜け出した勝ち馬を捉え切れず2着に惜敗。それでも最後に見せた伸びはすさまじく、2戦目ではあっさりと勝利。それも2着馬は直後に勝利すると、続くブルーバードカップ(JpnIII)も勝利した。「2戦目でパシュファイヤーを着用したら好時計勝ちをしてくれました」と手塚貴久調教師。前走の黒竹賞は序盤、後方からの苦しい競馬になったが、終わってみればここも楽々と抜け出した。手綱を取った横山武史騎手は「距離が伸びて右回りも初めて。後方からになって砂を浴び、決して楽な競馬ではなかったけど、最後は良い脚で突き抜けてくれました」と笑顔で語った。重賞でも勝ち負けになる器だろう。
(平松 さとし)
牡3 大井 荒山勝徳厩舎 通算4戦3勝
父:ダノンレジェンド
母:サトノニーケ
母の父:マンハッタンカフェ

大井でデビュー2連勝。3走目の川崎・鎌倉記念は3着に敗れたが、1コーナーで外に逸走する致命的なロスを挽回。直線で鋭く馬券圏内まで追い込んで強烈なインパクトを残した。続くハイセイコー記念で重賞初制覇。余力十分に2着馬を2馬身半差突き放して器の違いを見せつけた。その後は来たるべき3歳シーズンに備えてきた。ここで中央馬と初対戦。これまで4戦全ての手綱を取った笹川翼騎手は「南関代表になれる馬。少し乗り難しい面があって距離も含めて未知な部分があるが、そんな不安をかき消してくれるようなポテンシャルを感じている」と語る。幾多の名馬の背中を知るトップジョッキーがほれ込むダイヤの原石。今回がまさに試金石となる。
(スポーツニッポン・大澤太久)
牡3 JRA 大久保龍志厩舎 通算3戦2勝
父:ナダル
母:トリプライト
母の父:ワイルドラッシュ

1番人気で迎えたデビュー戦はまさかの惨敗。立て直して、デビューから4カ月後の2走目は、2着馬に10馬身差をつけての圧勝で初勝利を挙げる。続く昇級戦での1勝クラスは再び1番人気に支持をされる。レース内容は楽々と2番手を追走し、直線で先頭に立つと、そのまま危なげなく押し切った。母トリプライトはダートで3勝を挙げ、半兄のトリポリタニアは現4歳の現役で既にオープン馬として活躍している。新馬戦で1番人気に支持されていたように、デビュー前から調教の動きは目立っていたが、この中間も相変わらず好時計をマークしている。今回は大井にコースが替わるが先行力は十分。パワーも兼ね備えており、重賞でも期待を持てそう。
(競馬ブック・三宅俊博)
牡3 船橋 齊藤敏厩舎 通算7戦1勝
父:サンダースノー
母:オジョウサン
母の父:ジャスタウェイ

2歳時は北海道・田中淳司厩舎に所属。白星はデビュー戦で挙げた1つのみだったが、JBC2歳優駿3着、全日本2歳優駿4着と中央勢相手のハイレベルな舞台で見せ場をつくってきた。今年に入って船橋・齊藤敏厩舎に移籍。今回みたび中央勢と相対する。「2月1日に入厩。まだ緩さがあるけど、馬体はできているし、中間の動きも問題なかった。門別で走ってきているので、右回りにも不安はない。ただ、今回は強いメンバーがそろっているので、どこまでやれるか」と齊藤師は移籍初戦を見据えた。実力はすでに証明済み。ここで3歳ダート三冠につながる走りができるか注目だ。
(スポーツニッポン・大澤太久)
牡3 JRA 矢作芳人厩舎 通算4戦1勝
父:キタサンブラック
母:マドラスチェック
母の父:Malibu Moon

テンションが上がることもなく、普段からメンタルがしっかりしている分、調教で手がかからず、仕上げに手間取ることもないため、休み明けから力を発揮できるタイプ。レースでも難なくポジションが取れて、正攻法の立ち回りができるうえ、勝負どころでも置かれず楽に上がってこれるので、展開に左右されない点は大きな強味になるだろう。芝での瞬発力勝負では、若干切れ負けしてしまう印象はあるが、脚捌きが力強く、ダートの流れなら持続性に長けた末脚を遺憾なく発揮できる。母はTCK女王盃を制し、JBCレディスクラシックで2年連続2着など、大井でも何度か好走している。力を要す深い馬場をこなせるだけの血統的な背景も心強い材料に。
(競馬ブック・橋本篤史)
牡3 船橋 矢野義幸厩舎 通算10戦3勝
父:ミスターメロディ
母:アースシンボル
母の父:トウカイテイオー

昨年秋に初勝利を挙げて以降、なかなか勝ちきれないレースが続いたが、秋元耕成騎手と初コンビの2走前に鮮やかなまくり差しで快勝。そして初の重賞挑戦となった前走のニューイヤーCでは、強敵相手に3~4角で進路が狭くなり、接触しながらもヒルむことなく鋭い末脚を発揮。10番人気の低評価を覆す激走でタイトルをゲット。秋元騎手も「2戦とも追走でいっぱいだったけど、前走は3角から手応えよく上がっていけた」と充実ぶりに手応え。この中間は船橋にかけつけ、コンタクトを取り「1週前追いはビシッとやったけどしっかり動けていた。しまいの脚はいいモノを持っているし、直線が長くなるのはいい」とトーンは上々。持ち前の勝負根性と末脚に磨きをかけ、JRA勢相手でも鋭いパンチ炸裂を狙う。
(スポーツ報知・松井中央)
牡3 大井 的場直之厩舎 通算4戦2勝
父:デクラレーションオブウォー
母:スプリングフェスタ
母の父:ゼンノロブロイ

デビュー2連勝で臨んだハイセイコー記念では、それまでの逃げ、先行策とは一転して中団に控える競馬で直線、脚を伸ばし持ち時計を大きく更新して2着。続くブルーバードCでは初のJRA勢相手でも好位からしぶとく食い下がり、地方馬最先の4着。「初めての船橋コースでも、どっしりしていた。現状は決め手勝負になると分が悪いけど、いい経験にはなった」と矢野貴之騎手もレースぶりを評価する。おばにスプリンターズS、高松宮記念を制したカレンチャン、いとこにクイーン賞などダートグレード2勝のテリオスベルがいて血統的にも高い素質を秘める。「まだ本気で走っていない感じだけど、そのぶん伸びシロがあるし、地元の大井で戦えるのはいい」と鞍上が語る通り、着実な成長力を武器に再びJRA勢を迎え撃つ。
(スポーツ報知・松井中央)
注記
当ページは、2月13日現在の選定馬情報に基づき作成しております。出走回避・出走取消などによりレースに出走しない可能性があります。また、当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。