レース紹介
1993年に岩手県競馬組合設立30周年を記念して第1回が行われた。当初は2000mで行われていたが、2000年からは1600mに距離短縮され、マイルチャンピオンシップ南部杯の前哨戦として9月中旬に実施。開催場はそのときどきの日程によって水沢・盛岡で行われている。かつては東北3県(岩手・山形・新潟)交流で、山形(上山)、新潟(新潟・三条)廃止後は東日本・九州地区交流となったが、勝ち馬はすべて岩手所属馬。近年は岩手所属馬限定となっている。01、02年連覇のトーホウエンペラーは01年東京大賞典GIを制し、NARグランプリ2001の年度代表馬に。ほかにエンパイアペガサス(18、19年)、ヒガシウィルウィン(20、21年)など、当レース連覇を果たした馬はいずれも岩手でチャンピオン級の活躍を見せた。
(斎藤 修)
実施日 | 9月11日(日) |
競馬場 | 盛岡競馬場 |
距離 | 左 1600m |
出走資格 | サラブレッド系3歳以上 |
1着賞金 | 300万円 |
コース紹介
盛岡・左1600メートル
盛岡1600mは2コーナー奥のポケットからスタートするワンターンのコース。スタートしてから周回コースに合流するまで緩いカーブがあるが、ほぼ直線が3コーナーまで約900m続く。3コーナー付近から下り坂で、ゴール前は登り坂となり4.4mの高低差がある。同舞台で行われるマイルチャンピオンシップ南部杯JpnIで2020年、ダート1600mの日本レコード1:32.7決着となったように、馬場状態によっては非常にスピードの出やすいコースとなっている。
(斎藤 修)
アクセス
開催場所
盛岡競馬場(岩手県盛岡市新庄字上八木田10)
公共交通機関
JR「盛岡駅」(岩手競馬開催時のみ)
⇒無料バス:バスターミナル8番のりば乗車
車・タクシー
「いわて花巻空港」から約50分
東北新幹線「盛岡駅」から約30分
東北自動車道「盛岡南I.C.」から約25分
オフィシャルサイト
駐車場
約3000台(無料)