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JRA中山

中山大障害 J・GI

2024年12月21日(土) 15:05発走
JRA中山競馬場 障4100m
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    レースの見どころ

    春の中山グランドジャンプとともに、障害レース界の頂点を決める一戦。当初は日本ダービーに匹敵する中山競馬場の名物競走とすることを目的として創設され、第1回は1934年に実施。これまでに、フジノオー、グランドマーチス、バローネターフ、オジュウチョウサンなどの名ジャンパーが制してきた伝統のレースだ。各馬を待ち受けるのは、障害G1競走の際にしか使用されない2つの大障害(大生垣・大竹柵)。どちらも高さは160cm、幅は200cm以上ある難易度の高い障害で、この2つの障害をいかにこなすかが勝敗を分ける大きなポイントの一つ。全馬完走した後には、スタンドから各馬を讃える拍手が贈られる点もこの競走の特徴だ。

  • 本命
    • 5ジューンベロシティ
  • 対抗
    • 2エコロデュエル
  • 単穴
    • 8ニシノデイジー
  • 連穴
    • 1マイネルグロン
    • 4ネビーイーム
    • 7ヴェイルネビュラ
  • 本命
    • 枠番
      5
      馬番
      5
      ジューンベロシティ

    春の中山グランドジャンプで2着。その後、東京の障害重賞を2連勝と6歳にして充実期を迎えた印象。特に、前走の東京ハイジャンプは、直線で鞍上が何度も後ろを振り返る余裕があったように、着差以上に強いレースだった。この中間も高田潤ジョッキーが熱心に稽古をつけ、いつも通り1週前にビシッと追われて仕上がりは万全。春の王者イロゴトシが不在なら、悲願のビッグタイトル制覇の大チャンスと見た。過去10年の中山大障害における同年の東京ハイジャンプ勝ち馬は(5,1,2,1)で、唯一着外に敗れた2021年のラヴアンドポップも4着。データ的にも推せる1頭だ。

    対抗
    • 枠番
      2
      馬番
      2
      エコロデュエル

    以前は飛越が雑でアテにしづらいところはあったが、経験を重ねて気性面が改善。前走の東京ハイジャンプも敗れはしたが、以前よりレースぶりが格段に大人になっており、確かな成長を感じさせた。春の中山グランドジャンプで4着に敗れたのは、主戦の草野太郎ジョッキーが怪我で不在だったという点が大きく、度外視できる一戦だろう。中山大障害は春のグランドジャンプと異なり、最後の直線に障害がなく、スタミナが無尽蔵のこの馬にとって最後の障害を飛んでからゴールまでの距離が長い舞台設定は大歓迎。もし、ジューンベロシティと最後の障害を同じタイミングで飛べれば、ラストの平地勝負で逆転まであるかもしれない。

    単穴
    • 枠番
      8
      馬番
      8
      ニシノデイジー

    2022年に僅か障害3戦のキャリアで中山大障害を制覇。その後は、3着、9着、11着、2着、4着、3着、4着と勝ち鞍こそないが、昨年の中山大障害では2着、今年春の中山グランドジャンプでは3着と障害G1の大舞台では力のあるところを見せている。前走の東京ハイジャンプは、他馬より重い62キロを背負っていたし、いつもより位置取りが後ろになってしまった。それでも、道中はしっかりと折り合いつけて、最後は4着まで追い上げた内容は評価できる。元々本番に強いタイプだけに、ここで本領発揮と行きたいところだ。

    連穴
    • 枠番
      1
      馬番
      1
      マイネルグロン
    • 枠番
      4
      馬番
      4
      ネビーイーム
    • 枠番
      7
      馬番
      7
      ヴェイルネビュラ

    マイネルグロンは昨年の中山大障害を好時計で快勝。春の中山グランドジャンプでは圧倒的な1番人気に支持されたが、レース中に故障を発生。後に右前深屈腱炎を発症していたことが判明した。今年は平地戦を叩いての臨戦となる。中間の攻め馬では併せ馬を中心に行って、闘争心を喚起。絶好調だった昨年時までには及ばないが、徐々に復調していることは確かだ。ネビーイームは前走でタフな中山コースにも対応。主戦の小牧加矢太ジョッキーに手綱が戻る点もプラスだ。ヴェイルネビュラは今年春に福島でレコード勝ちしたように、スピードは一級品。ただ、前走で少し力んでいたように折り合い面に不安が残る。今回は距離克服が鍵だろう。

    提供:勝馬 後藤 大和
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