JRA中山競馬場 芝4,100m 中山大障害
2021年12月25日(土)14:45発走
年末の中山は有馬だけじゃない
JRA障害競走の最高峰
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予想情報

レースの見どころ
春の中山グランドジャンプと並んで国内障害競走の目玉となっている当レースは、まさに障害界の1年の総決算といえる。4100mの過酷な距離に加え、J・GIでのみ使用される「大障害コース」では、難度のより高い障害が待ち受けており、全馬の飛越が無事に終わると観客席から自然と拍手が沸き起こるほど。今年は、昨年当レースおよび今春の中山グランドジャンプ1、2着馬が故障により不在。にわかに混戦ムードの漂う一戦となった。
  • 本命
    • 4

      5

      ラヴアンドポップ

    1年4ヶ月ぶりをものともせず、強気の先行策から堂々押し切った前走・東京ハイジャンプの内容は濃く、ブランク明けを考えれば相当なパフォーマンスだった。これまで1年以上の長期休養が3度あり、8歳でもキャリアはまだ21戦。障害競走では、1度の落馬を除けば8戦すべて5着以内。J・GII~GIIIは2、1、1着とまだ底を見せていない点も魅力。中間の調教では前走の反動を感じさせない動きを披露。充実ぶりは目を見張り、初の中山・大障害コースでも期待は大きい。苦労の末にようやくたどり着いた大舞台で能力全開とみて注目。

  • 対抗
    • 3

      4

      タガノエスプレッソ

    J・GIII2勝もさることながら、2歳時には平地GIIを制した「二刀流」。J・GIも2戦して3、3着。これまでの実績と近況を考えると、新王者に最も近い存在といえる。先述のとおり、春の中山グランドジャンプで後塵を拝した2頭は不在。その当時は、急きょの乗り替わりや厳しい展開、障害で躓くロスなどが重なっての3着で、負けて強しの内容だった。今回は前哨戦をひと叩きして狙いすましたローテーション。連軸としての計算がはっきり立つ。ただ、勝ちきるまでのパンチ力という点においては、本命馬にやや劣ると判断し、対抗に据える。

  • 単穴
    • 3

      3

      オジュウチョウサン

    当レースを2016~17年に連覇した、言わずと知れたハードル界の元・絶対王者。5歳春から怒とうの障害13連勝、前人未到の中山グランドジャンプ5連覇、さらには有馬記念への挑戦…。これまでの輝かしい実績は他の追随を許さない。ただ、過去がすごすぎたが故に現在の3連敗という事実はより重たい。10歳冬でピークは越えたという見立てが妥当か。とはいえ、骨折明けの前走では飛越にミスがありながらも小差の3着に踏ん張っており、完全に終わったと捉えるのは早計。本馬以外にJ・GI馬がいない組み合わせなら、意地の復権があっても不思議ない。

  • 連穴
    • 2

      2

      レオビヨンド
    • 5

      7

      アサクサゲンキ

    当レースの前哨戦的位置づけである、イルミネーションジャンプステークスから上位2頭。1着レオビヨンドはこれがオープン初勝利だが、5馬身差の圧勝は力あればこその芸当。障害レース全2勝をマークする中山が向いている印象だし、折り合える馬で距離延長もこなせそう。一線級に入ってもそう見劣らない。
    2着のアサクサゲンキは、対抗にあげたタガノエスプレッソと同様に平地&障害ダブル重賞制覇を達成している実力派。平地では短距離が主戦場だっただけあって軽快なスピードが持ち味。その反面距離に限界はありそうだが、平地力の生きる展開になれば侮れない。

  • 提供:日刊競馬 岐部 泰佑
※当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。