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関屋記念がやや案外な内容だったが、前走の富士Sでは序盤にロスがありながら、直線では追い出しを待ってきっちりと差し切った。NHKマイルCも完全に押し切ったかという内容の2着。やはり力がある。桜花賞は3角で不利があり参考外に近いが、コーナーでは少し外に張っていた。右回りは課題になるが、今週の稽古の感じなら問題ないかと。動きも良い。少しレースは開いたが動ける態勢。母系の血統や紅梅Sの内容から、1ハロン短縮はプラスに出ることはあってもマイナスには働かないと思う。スワンSは時計が強調できず、それ以外の路線からこの馬を中心に。
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これまでGIを含む重賞6勝。うち5勝を阪神で挙げているコース巧者。前走のスワンSは時計的にはそう威張れないが、鮮やかな差し切りだった。1800mまで勝ち鞍はあるが、折り合い面や体形からも距離は1400mがベストと言っていい。同じスワンS組の上位馬が軒並み斤量が増えるのに対してこちらは据え置きの55キロ。この点も有利で、ペースがある程度流れそうなのもレースがしやすい点でプラスに作用するはず。ここを目標にして順調に乗り込まれて動きもキビキビ。連覇の可能性も十分にある。
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前走のマイルCSが案外だったが、あの一戦だけでは見限れない実力馬(2020年ヴィクトリアマイル2着など)。前々走のスワンSではゴチャついてどんどんポジションが悪くなり、おまけに直線でも進路ができるまでに時間を要した。それでも終いはしっかりと脚を使って2着。昨年のこのレースはダノンファンタジーに後塵を拝しての4着だったが、昨年は体調が上向きではなかった。今シーズンは状態面に不安はなし。1ハロン短縮は良く、スムーズに運べさえすれば変わり身があっていい。
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ホウオウアマゾンは半年ぶり、成長分を入れても体に余裕があったスワンSで3着。そこから2キロの斤量増にはなるが、前走のマイルCSでも崩れず、より距離適性が高いと思える1400mなら勝負になりそう。グレナディアガーズの前走マイルCSはまともに折り合いを欠いてしまった。気性面から1ハロン短縮はプラス。やや成長力に欠ける嫌いはあるが、気配は文句なく、一変があっても。ルークズネストのスワンSは向正面、3角と2度内から寄られて引かされ、位置取りが悪くなった。4着でも悲観するような内容ではない。2キロ増だが、馬格があり斤量泣きはしないタイプだろう。ルメール騎手との新コンビにも注目。
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