8
8
3歳時には牝馬戦とはいえ若草賞、東海クイーンCと3歳重賞を2勝。道営武者修行から戻ってきた一昨年の今頃は名古屋記念2着、続くオープン特別勝ちと短距離界の頂点をうかがう勢いだったが、その後体調を崩してしまう。中央移籍を挟んで戻ってきてからは特別、準重賞を3連勝するも、鼻出血で戦線離脱してしまい、順風満帆とはいっていない。休み明けの前走も直線で捕まって5着に終わっている。が、叩いて気配はグンと上向き。友森騎手も期待の様子だし、ベストの距離で主導権を握れば簡単には止まらないはず。今は馬場も味方してくれそうだ。
4
4
竹下直人師から「オープンを勝てる馬が来たぞ」と聞いたのは12月初め。中央時は平地で(3.2.1.7)、障害でも(1.1.0.3)というキャリアの持ち主。直前は障害を飛んでいたが、平地では3勝クラスで差のないレースをしていたことからすると、今の当地オープンなら通用していいはず。また、平地の3勝は1800mだが、比較的前で競馬できていたし、攻め馬でも掛かるぐらいの行きっぷりなら、自身初の1400mでも何とかなっていいのでは。入厩後はかなりしっかり乗り込まれており、仕上げに抜かりなし。初戦から好勝負が期待できそうだ。
1
1
昨年は春にオープンの常連として名乗りを上げると、夏以降は3つの重賞タイトルをゲット。1900mの名港盃、1400mのベイスプリントと距離を問わない活躍に充実ぶりがうかがえる。好相性の1900mとはいえ東海菊花賞は全国各地の猛者を相手の勝利だけに価値が高く、今や名古屋の頂点に立ったと言っても過言ではないだろう。前走後少し間隔はあいているが、しっかり乗り込まれて動ける態勢。1400mのぶん少し下げる形になったが、鞍上の岡部騎手はこのレース3連覇が懸かっているだけに、注目しないわけにはいかないだろう。
2
2
3
3
7
7
エイシンエンジョイは兵庫在籍時には兵庫ゴールドCなど交流重賞を3勝、短距離戦線で活躍。笠松に遠征しても笠松GP勝ちなど(3.0.1.2)で、当地区でもおなじみの馬だ。そんな同馬が笠松へ移籍し、名古屋の1400mに矛先を向けてきた。直前に園田のA1A2を勝っているなら、いきなり主役の可能性も十分。メイソンジュニアは中央時、芝の短距離戦線で活躍してきた実力馬。当地移籍後も笠松、名古屋でオープン特別を勝っている。重賞勝ちこそないが、東海桜花賞2着、ゴールド争覇3着と東海公営の短距離戦線を牽引する一頭。笠松GPはまた不発に終わったが、名古屋ならあんなことはないはず。サンデンバロンはかつての力でグイグイ押す直球勝負から技巧派に変貌を遂げ、バイプレーヤーとしての地位を確立。今年も夏休み明けを使いつつ調子を上げてきた。このレースは1.2.5.3着。明けて10歳でも見せ場は作る。
短評・記者コメントなど情報満載!!