2023年10月3日(火) 盛岡競馬場
ネクストスター
盛岡
左1400m 18:30発走
ネクストスター盛岡 ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

JRA、NARの全日本的なダート競走の体系整備の一環として初実施。ここと3歳春の2期に分けて高額賞金を懸けた認定戦となり、そこから来年5月の3歳短距離路線の最高峰に位置付けされた園田・兵庫チャンピオンシップへとつながるようだ。原則として地方デビュー馬かつ施行競馬場の所属馬限定の戦い、それゆえ早々にデビューする馬が多かったのも事実で今年は例年になく完成度の高い素材が多い中、今季2歳ナンバーワンとの呼び声が高いフジユージーンが満を持して登場。紛れの少ない盛岡1400mなら個々のポテンシャルをいかんなく発揮できる絶好のステージ、初代チャンピオンに輝くのはどの馬か?

本命

  • 22フジユージーン

CHECK!

デビューから3連勝中だが、つけた着差が2.2秒、1.3秒、0.4秒と強いの一語。前走に限っては小回りのツーターン競馬がやや合わなかったようなフワフワした走りで着差が詰まったが、広いワンターンの盛岡で勝ち上がった2戦目の勝ち時計1.26.0はこのキャリアでは出せない驚愕のタイム。ビギナーズCを制した事でローテーションが楽になり調整もここ目標に狂いがないなら本来の強さ際立つ走りを見せてくれるはず。くしくも昨年のフジラプンツェルと同じ厩舎、オーナー。数少ない父ゴールデンバローズの代表産駒になる可能性も十分に秘めているスケールの大きい逸材。

対抗

  • 44カリフィア

CHECK!

芝で新馬勝ち、その勝ち時計59.1は開幕2週目での時計で速い時計が連発していた馬場状態だった事を踏まえると水準レベルだが、さすがに北海道TSから駆け足でデビューしただけにそこでひと息入れたのは好感。前走は前半3F35.4のハイペースを自ら作ってしまい最後脚が止まって当然の2着と敗れたが、久々を使ってうまくガス抜きができていれば変わり身はあるはず。やや気持ちが前に出やすいタイプゆえ折り合いがカギとなるが、前走1.27.0の走破時計を更に詰めてくるようだと形勢逆転があるかもしれない。

単穴

  • 66エイシンコソンテ

CHECK!

道営新馬勝ち、リリーカップ6着など5戦消化して岩手に移籍してきたが、転入初戦からスピードを全面に出した軽快な逃げ切りを決めて素材の良さが浮き彫りに。やはり道営デビュー馬だけあって完成度は高く、続くジュニアGPでも初芝を苦にせず地元最先着の3着と健闘したが道中序盤、同厩馬とやや小競り合いになってしまったぶんラスト甘くなってしまったのが勿体なかった。芝ダート兼用で単なる逃げ馬でもない器用さがこの馬のストロングポイント、ワンターン競馬に慣れている強みを生かしきれば一角崩しが狙える。

連穴

  • 77コンバットスプーン
  • 88ミヤギシリウス

CHECK!

コンバットスプーンは新馬勝ちのみだが、フジユージーン相手に食らいついた2戦目のビギナーズCが印象的。まだスタートが上手ではないがスッと好位につける機動力の良さが持ち味で前走3着でも1.27.2は十分評価できるタイム。あとは馬体が増えてくれると更に良さを出してくれそうな素質はある。ミヤギシリウスはまだ2戦のみだが前走大きな変わり身を見せて圧勝。ただ相手関係はかなり激変のここ、伸びしろあるアニマルキングダム産駒だが勢いもってしても入着があれば…という組み合わせ。

提供 栄冠 千田 正明

注記

当ページの情報は、10月2日(月)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。