2023年10月5日(木) 門別競馬場
ネクストスター
門別
右1200m 20:35発走
ネクストスター門別 ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

全日本的なダート競走の体系整備に際して、2023年度から新設された高額賞金の重賞級認定競走。第1回ネクストスター門別の出走馬は11頭。1200メートルの2歳重賞は今年ここまで4レース行われてすべて違う馬が優勝と混戦模様だが、今回の本命馬は強敵揃いのイノセントカップ(H3)を完勝したトラジロウ。目下4連勝の勢いを重視したい。前走で連勝は止まったが栄冠賞(H2)の覇者ストリーム、出脚の鋭さでは一、二を争うサッポロクラシックカップ(H3)優勝馬オスカーブレインも時計面では見劣らないだけに逆転は可能だろう。前走3着に敗れたが、リリーカップ(H3)を逃げ切ったシシャモフレンドの巻き返しにも注意。好仕上がりのモノノフブラック、決めて強烈なデュアルロンドも重賞初制覇のチャンスはある。

本命

  • 55トラジロウ

CHECK!

2戦目のアタックチャレンジ競走(JRA認定未勝利)で初勝利を挙げると、そこから4連勝の活躍。ルビー特別ではフレッシュチャレンジ競走で敗れたコンバットココに6馬身の差をつけて圧勝。栄冠賞(H2)、サッポロクラシックカップ(H3)優勝馬が集まったイノセントカップ(H3)では2着馬に2馬身半差をつけて、1分14秒2の好時計で重賞初制覇を決めた。4戦連続メンバー最速の上がりで勝っているところも高く評価。ここへ向けての調整も順調だし、引き続き桑村騎手とのコンビなら重賞2連勝に期待が膨らむ。

対抗

  • 11ストリーム

CHECK!

初勝利は1000メートルのフレッシュチャレンジ競走(認定新馬)だったが、1200メートルのウィナーズチャレンジ競走、栄冠賞(H2)でも力の違いを見せつけて完勝。無傷の3連勝で重賞初制覇を飾った。休み明けのイノセントカップ(H3)で連勝はストップしたが、直線での追い比べでモノノフブラックを頭差退けて2着を確保したところは重賞ホースの底力だろう。休み明け2走目の今回は坂路でも前走以上の動きで上積み必至をアピール。デキは最高潮と思えるし、これなら前走の雪辱も十分。

単穴

  • 811オスカーブレイン

CHECK!

今年デビューの2歳馬の中で一、二を争うダッシュ力の持ち主。栄冠賞(H2)ではハイラップを刻んで前半3ハロン34秒6。さすがに最後は失速したが、サッポロクラシックカップ(H3)ではそのスピードを存分に発揮して2着馬に4馬身の差をつけて優勝。イノセントカップ(H3)ても非凡な先行力で食い下がった。今回は大外11番枠と同型の存在も気になるが、自分のリズムで走れば簡単に止まる馬ではない。体調はいいだけに前々走の再現も可能。

連穴

  • 67シシャモフレンド
  • 78モノノフブラック
  • 79デュアルロンド

CHECK!

シシャモフレンドはリリーカップ(H3)を1分0秒9の好時計で逃げ切り勝ち。フルールカップ(H3)で初黒星を喫したが、1分14秒台で走っているし、スピードはここでも通用していい。スムーズな立ち回りができれば粘り込みも。モノノフブラックは重賞初挑戦の前走で3着。2着のストリームとはタイム差なしの競馬だった。重賞でも通用するメドは立ったし、ここでも上位を狙う。デュアルロンドは前々走でのちのイノセントカップ優勝馬とハナ差の接戦。芝の前走は10着だったが、地元のダート戦なら軽視は禁物。

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注記

当ページの情報は、10月4日(水)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。