2023年6月22日(木) 園田競馬場
園田FC
スプリント
右820m 17:55発走
園田FCスプリント ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

現在のレース体系になってから今回で13回目を迎える園田FCスプリント、今年も快速自慢が揃った印象だ。能力的には圧巻の走りで2連覇中ダノングッドを素直に信頼したいところだが、今回は脚部不安での休養明けで割引は必要に。ならばと順調に使われている昨年2着馬ダノンジャスティスを本命に推す。怖さ十分なのは両ダノンとともに高知からの遠征馬ジョーロノ。枠順的にもハナを取り切れれば押し切りまで。地元兵庫馬メイプルシスター、スマートメイス、メイプルグレイトも立ち回りひとつで連まで十分可能。

本命

  • 44ダノンジャスティス

CHECK!

当レースでは僚馬ダノングッドにこそ差をつけられているものの、一昨年3着、昨年は2着と能力の高さを示せたし、昨年9月の園田チャレンジカップでは枠や馬場の恩恵も大きかったが、それを生かせるスピードや持続力でダノングッドや地元兵庫の有力馬を完封して、嬉しい重賞初制覇を達成。内々が使いづらい馬場状態の影響か地元の高知では勝ち切れていないが、順調に使われておりテンのダッシュ力も発揮できている。僚馬が休養明けで微妙な感じであるならば、昨年つけられた5馬身差は逆転まで可能。好位インでうまく立ち回れれば勝ち負け必至だろう。

対抗

  • 811ダノングッド

CHECK!

一昨年は6馬身差、昨年は5馬身差と圧巻の内容で2連覇中、本来なら今年も勝って3連覇は濃厚…と言いたいところだが、今回は前走後に脚部不安となって5カ月の休養明け。年齢を感じさせない力強さが魅力で順調に好走を続けてきた同馬だが、ここでのとん挫はリズムを崩しかねず、攻め切れていない部分も加味すれば今回は不安あり。無論、このメンバー構成なら能力的に最上位は明らかだし、地力を発揮すればアッサリ勝利となるシーンも十分にあるだろう。さすがに軽視は禁物、敬意を表する意味でも対抗評価は必要。

単穴

  • 22ジョーロノ

CHECK!

高知に移籍して3走目で敗れるも走破時計は上々だし、持ち前のダッシュ力はシッカリと発揮している。南関東在籍時は重賞でもハナを奪うスピードを見せており、園田でも2歳時に兵庫ジュニアグランプリ(JpnII)で入着を果たした実績あり。820m戦でもこのメンバー構成ならテンの速力は何らヒケを取らないと見ている。行き切れず外から被されると能力を発揮できぬタイプのようで、内枠が当たったここはハナを叩けるかどうかが最大の焦点。発馬を決めて先手が取れるようならば押し切りまで十分可能、まさに単穴にふさわしい存在だ。

連穴

  • 33メイプルシスター
  • 55スマートメイス
  • 68メイプルグレイト

CHECK!

一見すると前走は軽量に恵まれた感のあるメイプルシスターだが、走破時計的にも定量を背負っていた2、3走前と同様の時計で勝利。この距離への適性の高さを存分に感じられるし、遠征組さえ抑え込んで先手が取れれば粘り込み有望。スマートメイスは昨年のこのレース、出遅れがありながらも4着まで追い上げたし、スムーズな発馬なら3着もあったと言える。やや内めも前走の最内枠よりはプラス、発馬五分でスムーズなら馬券圏内まで。820m戦では先行力が物足りないメイプルグレイトだが、昨年は前のめりの発馬でスムーズさを欠いた。今回も中団より後ろの位置となりそうだが、スムーズに追走できれば終いの末脚は更に切れるだろう。展開次第では面白くなっても。

提供 競馬ブック 伊藤 孝平

注記

当ページの情報は、6月21日(水)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。