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“鉄人”佐々木竹見の見解
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 エンプレス杯JpnII〜名古屋大賞典JpnIII
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 キングセイバー

 
エンプレス杯JpnII〜名古屋大賞典JpnIII (第10回)

エンプレス杯JpnII
 ニシノナースコールの吉田豊騎手は、向正面でヤマトマリオンに先に行かれても、まだ持ったままでした。手ごたえもよかったのでしょうが、よほど自信があったのでしょう。3コーナー過ぎで一気に上がって行きました。道悪がうまいのもあると思いますが、それにしてもこの馬場で、直線はよく伸びました。
 シスターエレキングが逃げて、今回はペースに緩みがなく厳しいものとなりました。逃げ馬には馬場も味方しましたが、桑島騎手が抑えずに思い切って行かせたのがよかったと思います。
 ヤマトマリオンは、今回は馬場が悪かったのもあったのでしょうが、ちょっと使いすぎのような気はします。最後にひと伸びがなかったのはそのあたりも原因ではないでしょうか。
 ユキチャンは、ゲートの中で前に出て、一旦下がったところでゲートが開いたので出遅れてしまいました。今回も1周目の3〜4コーナーを回るあたりまでずっと掛かってしまいました。スタートでうまく出て、すんなりと2〜3番手に行って自分のペースに持ち込めないと、力を発揮できないのかもしれません。大跳びな走り方で、道悪もあまり得意ではないのかもしれません。


ダイオライト記念JpnII
 フリオーソは以前より馬がまたよくなっているように見えました。向正面でロールオブザダイスが競りかけてきましたが、前に行かせないように軽く仕掛けて行きました。直線まで手ごたえは抜群で、2着とは4馬身差ですか。もっと離れていたように感じましたが、それだけ圧倒的なレースぶりでした。
 マイネルアワグラスは、松岡正海騎手の好騎乗でした。スタートで少し出遅れましたが、内に入れてうまく折り合いを付けました。馬体も大きく、こういう馬は地方のダートに合っているのでしょう。これからが楽しみな馬です。
 ルースリンドは、2コーナーから向正面を向いたところでペースが落ち着いたためか、掛かりぎみに進出しました。そこでは行き切れませんでしたが、一旦下がって4コーナーでは再びいい手ごたえで上がっていき、5着はよく走ったと思います。


黒船賞JpnIII
 地元高知のポートジェネラルがハナを切って、テンのペースがかなり速くなりました。結果的にそれを追いかけて直後で競り合った馬たちには厳しいレースになりました。
 勝ったトーセンブライトは、ハイペースでうしろから行ったのがよかったと思います。3コーナーでも引っぱりきれないような抜群でした。4コーナーではうまく外に出して、直線では強い競馬をしました。
 フェラーリピサも道中は楽をしていて、直線を向いたところで先頭に立って、勝ったようなレースぶりでした。ただ、今回は勝った馬が強過ぎました。
 地元のフサイチバルドルは、ハイペースでうしろから行ったこともありますが、最後はよく伸びてきました。宮川実騎手はうまく乗っていたと思います。

名古屋大賞典JpnIII
 スマートファルコンはスタートで仕掛けずに先頭に立ってしまいました。道中はかなり抑えるのに苦労していたようで、ほかの馬とはスピードが完全に違う感じですね。3コーナーを回るままで引っぱったままで、2番手のワンダースピードが仕掛けてきてようやくスムーズに走っている感じでした。最後は半馬身まで詰められましたが、余裕があった感じです。GIに行ってもいいレースをすると思いますよ。
 ワンダースピードは、スマートファルコンを追いかけていくわけにもいかず、負けはしましたが小牧太騎手はうまく乗っていたと思います。3〜4コーナーでスマートファルコンに一気に並びかけるくらいに行けばよかったかもしれませんが、行けなかったのは力の差でしょう。
 メイショウトウコンは、前2頭とは少し離されましたが、4着には4馬身差をつけています。今回はこの3頭は力が抜けていました。

構成:斎藤修(サイツ)



佐々木竹見(ささきたけみ)

 NAR地方競馬全国協会参与。地方競馬通算7,151勝という世界歴代6位(当時)の勝ち鞍を挙げ、2001年7月8日に騎手を引退。
 現在は地方競馬教養センターなどで後進の指導にあたる。

 

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