大井
2025年12/30(火) 16:30発走
大井競馬場 ダ1,600m
昨年のフェブランシェの5馬身差独走Vもいまだに記憶に新しい年末の牝馬重賞は、例年クラシックを争ってきた3歳世代が加わって格こそSⅢながらさながら南関東の牝馬№1を決める一戦の趣。ゆえに例年出走メンバーのレベルも高いことが多く、今年も桜花賞馬プラウドフレールを筆頭とする3歳勢を中心に、23年東京2歳優駿牝馬、24年ロジータ記念勝ちの実績光るローリエフレイバーやJRA所属時に確かな実績を持つオメガシンフォニー・ヘニータイフーンといった実力馬が参戦。大井の内回り1600mを舞台に、今年も楽しみな一戦となった。
ヘニータイフーン
ヘニータイフーン
とにかく転入初戦の千葉ダートマイルは圧巻の内容だった。道中好位追走から勝負どころで動き四角では2番手、いつもどおり快足を飛ばし逃げ切り態勢に入ったアランバローズを直線一完歩ごとに差を詰め、ゴール前きっちりと捕らえ切った。このアランバローズが次走のスパーキングマイラーズチャレンジで9馬身差圧勝からもレースレベルは高く、船橋1600m1分39秒台の時計も牡馬SⅠ級の記録で額面どおりの評価をしていい。JBCレディスクラシック大敗は4キロ増の馬体を含め広義の二走ボケと判断。JRA4勝はいずれも右回りと不安なく、ここは巻き返しに期待ができる。
プラウドフレール
プラウドフレール
◎と同じくJBCレディスクラシックは大敗を喫したがスタート後に他馬に前に入られて流れにのりきれなかった面もあり度外視はできるところ。同世代同士の一戦とはいえ、ハイペース逃げで上がり最速も記録しJRA勢を寄せ付けなかったマリーンカップ勝ちが能力基準になるところ。本来控える競馬も可能だし、本質的に距離短縮も今回好材料。大井1600mの舞台も昨年東京2歳優駿牝馬勝ちからまったく不安のないところ。スムーズな競馬ができれば反撃必至だ。
ホーリーグレイル
ホーリーグレイル
牝馬クラシック制覇こそ逃したが、1月にニューイヤーカップ勝ちなど世代屈指の実力馬。特にケイズレーヴやジュゲムーン、スマイルマンボといった3歳全国級の猛者を相手に勝ち切った楠賞は秀逸で、直線内を突いての差し切り勝ちは不得手と言われた右回りと脚質転換を同時にクリアしただけに価値が高い。1700mのアレキサンドライトカップ2着から距離延長でも1600mなら守備範囲。ここは連勝も視野に入る一戦に。
オメガシンフォニー
マーブルマカロン
カマチョクイン
ジゼル
オメガシンフォニー
マーブルマカロン
カマチョクイン
ジゼル
オメガシンフォニーは今回のメンバー中最速、大井1600m1分39秒台の時計が光る。前走のマイルグランプリも牡馬一線級相手に4着と健闘しており、牝馬同士ならさらに上位も可能だ。TRレースの’25 ローズペール賞組では6着でも余裕残しの馬体でいかにもここへの叩き台の感が強かったマーブルマカロンや、転入初戦で出遅れもあって4着なら上々の発進と言えるカマチョクインの変わり身に期待。同レースを制したジゼルは1600m克服で新味をみせたが、前走の9頭立てから今回はフルゲート。道中ペースも違うだろうし、押さえ評価まで。
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