南関東牝馬三冠レースの最終関門であり、グランダム・ジャパン3歳シーズンの最終戦でもある。これまで南関牝馬三冠を達成しているのは2006年のチャームアスリープ(船橋)のみ。19年のトーセンガーネットと20年のアクアリーブルは、ともに桜花賞、東京プリンセス賞を制して三冠に挑んだが、前者は3着、後者は2着と惜しくも三冠はならなかった。JRA馬、地方馬とも様々な路線を歩んできた牝馬の対戦だけに、能力比較が難しい。(斎藤 修)
- 実施日
- 2021年6月16日(水)
- 競馬場
- 川崎競馬場
- 距離
- ダート左回り 2100m
- 出走資格
- サラブレッド系 3歳牝馬
- 1着賞金
- 3200万円
- 負担重量
- 定量(54kg)
2020年 レーヌブランシュ 好位から抜け出し重賞初制覇
2019年 ラインカリーナ 若き鞍上が殊勲の重賞初勝利
2018年 ハービンマオ 中団に構えた伏兵が差し切る
歴史
1965年に南関東の3歳牝馬による重賞として創設された当時は1700m戦。68年に2000mに距離延長、98年からは2100mで行われている。2000年にGIIIのダートグレード競走となり、06年にはGIIに格上げされた。87年に東京プリンセス賞(大井)が新設されたことで、南関東牝馬三冠が確立。当初は関東オークスが二冠目、東京プリンセス賞が三冠目だったが、03年からは関東オークスが三冠目となった。(斎藤 修)
コース紹介
川崎・左2100メートル
川崎2100mは向正面の2コーナー付近からスタートして、最初のコーナーまで約400m。1周1200mの馬場を1周半以上するコース形態で、南関東の中でも特にタイトなコーナーを6回通過する。1周目のスタンド前の直線でペースが緩むことも多く、位置取りと展開がポイントだ。(斎藤 修)
過去5年の競走成績
-
2020年 第56回
2020年6月10日(水)
川崎 左2100m
天候:晴 馬場:良
1着 |
レーヌブランシュ | 2:16.3 | 2人気 |
2着 |
アクアリーブル | 1 1/2 | 4人気 |
3着 |
クリスティ | 4 | 3人気 |
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2019年 第55回
2019年6月12日(水)
川崎 左2100m
天候:曇 馬場:重
1着 |
ラインカリーナ | 2:17.7 | 4人気 |
2着 |
マドラスチェック | 2 | 1人気 |
3着 |
トーセンガーネット | 大差 | 2人気 |
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2018年 第54回
2018年6月13日(水)
川崎 左2100m
天候:晴 馬場:稍重
1着 |
ハービンマオ | 2:17.6 | 6人気 |
2着 |
ゴールドパテック | 3/4 | 5人気 |
3着 |
クレイジーアクセル | 4 | 3人気 |
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2017年 第53回
2017年6月14日(水)
川崎 左2100m
天候:晴 馬場:重
1着 |
クイーンマンボ | 2:19.0 | 1人気 |
2着 |
アンジュデジール | 4 | 3人気 |
3着 |
ステップオブダンス | 3 | 6人気 |
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2016年 第52回
2016年6月15日(水)
川崎 左2100m
天候:曇 馬場:重
1着 |
タイニーダンサー | 2:19.1 | 2人気 |
2着 |
ミスミランダー | 2 1/2 | 7人気 |
3着 |
アルセナーレ | クビ | 1人気 |
アクセス
- 開催場所
- 川崎競馬場(神奈川県川崎市川崎区富士見1-5-1)
- 公共交通機関
- 京浜急行電鉄「港町駅」
⇒徒歩:南口から3分
京浜急行電鉄「京急川崎駅」
⇒徒歩:中央口から12分
JR「川崎駅」
⇒徒歩:東口から15分
⇒無料バス:川崎駅地下街26番出口(21番のりば)乗車
- 車・タクシー
- 「東京国際空港(羽田空港)」から約20分
東海道新幹線「品川駅」から約35分
首都高速神奈川1号横羽線、6号川崎線「大師出入口」から約10分
- 駐車場
- 730台(500円、南関場外時は無料)
- HP
- http://www.kawasaki-keiba.jp/