データ分析 Data Analysis

大舞台の前哨戦、いざJBCへ

金沢の伝統重賞は2100mのミドルディスタンス。秋の大目標JBCクラシックは、同じ舞台で行われることとなる。ここでは過去10年のデータから傾向を分析していく。

2ケタ馬番が連対

目立つのは、外枠2ケタ馬番の活躍。2ケタ馬番が3着以内に入らなかったのは15年の1回だけで、あとの9回はすべて2着以内に入っている。しかしながら内枠の馬も成績良好で、連対馬は1~5番と2ケタ馬番の組み合わせになるケースが多い。[表1]

[表1]3着以内馬の馬番(過去10年)

11年 12年 13年 14年 15年 16年 17年 18年 19年 20年
頭数 12頭 12頭 12頭 10頭 12頭 12頭 10頭 11頭 9頭 12頭
1着 2 12 4 2 1 12 10 11 10 11
2着 12 1 11 10 3 5 3 8 4 5
3着 8 10 8 5 6 8 8 5 6 3

注記:19年は7番出走取消。

JRA馬が断然

ダートグレード競走となった1997年以降は、金沢競馬所属馬限定で開催された2007年を除き、すべてJRA馬が勝利。地方馬の馬券圏内は、2着に12年ナムラダイキチ(金沢)、14年サミットストーン(船橋)、17年カツゲキキトキト(愛知)、3着に18年カツゲキキトキトと、のべ4頭。JRA馬が中心で、地方馬は重賞実績馬を連下に押さえるのみ。[表2]

[表2]所属別成績(過去10年)

所属 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
JRA 10 7 9 23 20.4% 34.7% 53.1%
愛知 0 1 1 6 0.0% 12.5% 25.0%
南関東 0 1 0 2 0.0% 33.3% 33.3%
金沢 0 1 0 27 0.0% 3.6% 3.6%
地方他地区 0 0 0 24 0.0% 0.0% 0.0%

馬券圏内は5番人気まで

1番人気は5勝で、3着内率は70%。1着馬はすべて4番人気以内。2番人気も好成績で、1着は1回だけだが2着が6回で、3着内率は90%となっている(唯一、3着以内に入れなかった16年も4着)。3着もすべて5番人気以内。地方馬では、12年2着ナムラダイキチ(金沢)、14年2着サミットストーン(船橋)はともに2番人気だった。[表3]

[表3]単勝人気別成績(過去10年)

単勝人気 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
1番人気 5 1 1 3 50.0% 60.0% 70.0%
2番人気 1 6 2 1 10.0% 70.0% 90.0%
3番人気 1 1 3 5 10.0% 20.0% 50.0%
4番人気 3 1 2 4 30.0% 40.0% 60.0%
5番人気 0 1 2 7 0.0% 10.0% 30.0%
6番人気以下 0 0 0 62 0.0% 0.0% 0.0%

3歳馬が狙い

幅広い年齢の馬が好走しているが、5歳は26頭が出走して1勝だけと、勝率はいまひとつ。出走数こそ少ないが、3歳馬は勝率、連対率、3着内率いずれも最高の数字。ベテラン勢も上々の成績で、15年には6歳→9歳→8歳の順で入線。ただ、全体的に見ると7歳までが好走の中心になっている。[表4]

[表4]年齢別成績(過去10年)

年齢 1着 2着 3着 4着以下 勝率 連対率 3着内率
3歳 2 1 1 5 22.2% 33.3% 44.4%
4歳 2 4 0 14 10.0% 30.0% 30.0%
5歳 1 2 3 20 3.8% 11.5% 23.1%
6歳 2 2 3 13 10.0% 20.0% 35.0%
7歳 2 0 1 17 10.0% 10.0% 15.0%
8歳以上 1 1 2 13 5.9% 11.8% 23.5%

2走前までの重賞実績に要注目

8歳以上が連対した14年と15年を除く8回では、重賞で2着以内の経験がある馬が優勝。2着には15年を除いて、重賞(地方限定重賞を含む)で連対、またはJRAのオープンで勝利を挙げていた馬が入っている。

勝つのはこういう馬!

まず注目したいのは馬番。16年から4年連続で大外枠の馬が勝ち、20年も11番が勝利したというデータには要注目。『外枠に入ったJRA馬』が狙いだ。もしJRA馬が外枠に入っていない場合には、1~4番に入ったJRA馬を狙うのがよさそう。当然、重賞で好走した実績も含めて選びたい。

(浅野 靖典)

過去20年の所属別成績

  • 1着

  • 2着

  • 3着

【注記】馬インフルエンザ流行の影響により、金沢所属馬限定の地方重賞となった2007年を除いたデータとなります。

注記

当ページの情報は、特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。