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レースの見どころ

TCK大井競馬場のナイトレースで行われる春恒例の短距離交流重賞。ここから11月3日に行われる盛岡・JBCスプリントを目指して生粋のスプリンターが今年も集結してきた。2009年から指定交流競走として実施されて今年が14回目。JRA勢が11勝、地方勢では2013年のラブミーチャン、2019年のキタサンミカヅキが優勝。圧倒的にJRAに分がある一戦で、昨年の当レースの覇者リュウノユキナを筆頭に古豪、新鋭とバラエティー豊かな顔ぶれが揃った。激戦必至の6ハロン戦を見逃すな!

本命

  • 45シャマル

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昨年3月のデビューから7戦4勝。着外はデビュー戦と5カ月ぶり+昇級緒戦だった3走前のみ。今回がオープンに昇級して、初の重賞挑戦となるが、勢いではこの馬が一番。発馬センスに長けて操縦性が高く、自在にレースを組み立てられる点がセールスポイント。前走は前半3ハロンが36秒0の緩いペースで持ったまま突き抜ける圧巻のパフォーマンスを披露した。新星誕生に期待は高まる。

対抗

  • 22リュウノユキナ

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昨年の当レースは豪雨の中での過酷なコンディション。サブノジュニアの猛追を凌いで初タイトルをゲット。その後、8月の盛岡・クラスターカップで重賞2勝目。最近1年、金沢・JBCスプリントを除けば、6ハロン戦でオール連対中。58キロを背負った前走は勝ち馬にゴール前で猛追して存在感をアピール。どんな状況下でも常に力を発揮、馬場の内外も関係ないレース巧者。昨年と同様のローテで連覇に臨む。

単穴

  • 56ルーチェドーロ

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JRAデビューで新馬V→函館2歳Sを2着。性能の高さは間違いなく、重賞レベルであることを前走のフジノウェーブ記念Vで証明。勝ち時計の1分24秒1は過去13年で最高、直線で突き抜けた走りに底知れぬ強さを感じさせた。今回が移籍3戦目、南関東の短距離路線を牽引する器に違いはなく、連勝の可能性は十分にある。

連穴

  • 57ヒロシゲゴールド
  • 44ピンシャン
  • 11サクセスエナジー
  • 69カプリフレイバー

CHECK!

ヒロシゲゴールドは逃げ一手から脱却して番手競馬を会得。今回は鞍上に武豊騎手、柔軟な捌きが期待できる。ピンシャンはBCダートマイルを除けば異なるコースで7ハロンを逃げ切って3連勝中。初の大井に対応できれば。サクセスエナジーは8歳を迎えても、走りは活発で衰え皆無。豊富なキャリアを生かして東京盃Vの再現も。カプリフレイバーは優駿スプリントを勝った相性のいい条件。本格化の5歳を迎えて大仕事の可能性も。

提供 競馬ブック 八重樫 英貴

注記

当ページの情報は、4月19日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。