予想情報 Prediction

レースの見どころ

2011年より指定交流競走となったオーバルスプリント。過去5年でみるとノブワイルドの連覇、ティーズダンク、ベストマッチョが2着、ブルドッグボスが3着など地方勢の活躍が顕著。ここ1年でタイトルを積み重ね、更に箔を付けて必勝態勢で臨むのが地元・水野厩舎のティーズダンク。対してJRAも佐賀のサマーチャンピオンで勝利して意気揚がるシャマルに、軽量52キロ魅力の3歳リメイクも虎視眈々。昨年テイエムサウスダンが叩き出したレースレコード1分24秒6に迫る高速決着も予想され、極限のスピード能力が要求される一戦となった。

本命

  • 55ティーズダンク

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全日本2歳優駿で大外一気に追い込み僅差の3着。早くから全国レベルの実力を地力を発揮していた素質馬。東京ダービー3着などクラシック路線で活躍。戸塚記念も勝利したが、若干停滞したのを機に短目の距離に方向転換。これが吉と出て昨年の当レースではレースレコードを叩き出したテイエムサウスダンの2着に頑張り3着には1秒差。以降3勝も地元1400m1・1・2・1着と完璧に距離適性が判明。切れ味勝負のこの馬に、昨年と同様の54キロは有利。ここ照準に仕上がりも万全ならJRA勢を抑え込める。

対抗

  • 79リメイク

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昇竜S、端午Sと3歳ダートの主要レースを連勝。意気揚々と臨んだユニコーンSは1番人気に推されたが6着。連勝時と同様に極力仕掛けを遅らせて外から伸びかかったが、最後のひと押しを欠いて内を掬われる格好。使える脚が一瞬で、現状1600mはやや長いということか。タイプ的に浦和の1400mはドンピシャのイメージ。何より斤量の52キロは魅力。昨年は3歳の東京ダービー馬アランバローズが逃げて3着。ティーズダンクに1秒千切られたが、今年の3歳はひと脚違う。

単穴

  • 811シャマル

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東京スプリントで短距離交流重賞の主役リュウノユキナに競り勝ち、初重賞で難なくタイトルゲット。さきたま杯は逃げたサルサディオーネの頑強な抵抗に根負けして3着に終わったが、佐賀のサマーチャンピオンはスタート直後にややバランスを崩すシーンがありながら、リズムを崩さず自分のペースを守り先行抜け出し。1200mベストは間違いないが、1400mもこなせることをアピール。パワフルな好馬体は異彩を放ち、まだまだ成長が見込める好素材。当条件二度目で当然単の目も。

連穴

  • 78オパールシャルム
  • 11イバル

CHECK!

オパールシャルムは抜群のスタートセンスと加速力を武器に芝1200mを主体にオープンまで出世。ダートは一度走って1着。1勝クラスでのモノだけに過信はできないが、一応こなせることを証明。今の浦和の脚抜きのいい馬場なら特に割引く必要はなさそうだ。あとは展開。シャマルにテン速いプレシャスエースもおり兼ね合い微妙だが、番手対応も可能で前残り一考。 イバルは典型的な追い込みタイプ。3走前は上がりのかかる追い込み競馬で大外一気。完全にハマった競馬。オープンではスピード的にどうかだが、前が競り合って展開もつれる可能性もあり、その際は連下に浮上のシーン。

提供 ケイシュウNEWS 吉羽 孝

注記

当ページの情報は、9月20日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。