予想情報 Prediction

レースの見どころ

金沢唯一のダートグレード競走。ダートグレード競走として行われた24回はすべてJRA馬の勝利だが、地方馬が絡んで高配当もままある。2着は金沢所属馬4回、他地区所属6回。3着は金沢1回、他地区6回。また、軽斤量の3歳馬が出走すると上位好走傾向も。中央の3歳馬に限ると(3.1.3.2)と馬券絡みは高確率。18年まではラチ沿いが圧倒的有利な馬場だったが、19年から路盤改修・砂も変わり内を開けてのマクり合いも見られるように。昨年は水の浮く不良馬場での逃げ切りだったが、良馬場見込みの今年は果たして?

本命

  • 33セイカメテオポリス

CHECK!

勝利はデビュー1・2戦目の連勝と、昨夏の戸塚記念。以降は未勝利だが、重賞で好戦しており南関トップ級の扱いで問題ないはず。ブリリアントC、大井記念でロードゴラッソやノンコノユメと肉迫、ダイオライト記念で2着と0秒2差だったことからも、JpnⅢでの力負けはないと見る。2走前は外目から勝ちにいく競馬で5着だったが、ブリリアントC、東京記念のように内で脚をタメる競馬なら割増。今回はそれが叶いそうな枠と相手関係に。古馬54㌔も恵まれており、バラけやすい顔ぶれと馬場ならうまく捌いてくるはず。

対抗

  • 67ブリッツファング

CHECK!

3走前は4角先頭の横綱相撲で勝利。兵庫チャンピオンSでも一頭だけ違う脚色で圧倒した。前走ジャパンダートDも早目先頭の競馬。差し浮上の流れ、勝ち馬にマークされての3着だが、1番人気の責務は十分に果たしたと言える内容で高く評価。その7月以来となるが、調整に狂いはなく、馬体は更に完成してくる見込み。位置を取りに行ける脚質と並び、これまでの戦歴だけに、展開の不利もさほどなさそう。敗れた2戦は重・不良で良は3戦3勝。良馬場見込みもプラス。3歳55㌔は決して楽とは言えないが、馬場傾向からも申し分のない展開が予想されるだけに主力の一頭。

単穴

  • 11カフジオクタゴン

CHECK!

8戦4勝、前走GⅢレパードS勝ち。3走前は休養明け10㌔増での昇級戦に加え発馬で大きくつまずいての8着。次戦ですぐさま巻き返した点からも、超の付く大型牡馬でもしっかりと実になっていることが窺える。前走は大外からでもロスなく馬群を進出した鞍上の立ち回りの上手さも目立ったが、能力の高さも疑いないところ。1枠は大型牡馬にとっては少々窮屈かもしれないが、馬込みを気にしなかった前走内容なら特に問題はないはず。向正面でバラけてくる頃にはエンジンもしっかり掛かって首位争いに食い込んできそう。同期のブリッツファングより2㌔軽い斤量も魅力。

連穴

  • 44ケイアイパープル
  • 79ラーゴム
  • 56メイショウカズサ

CHECK!

ケイアイパープルの前走はメイショウカズサを追い掛ける展開+3角で早目に捲られ展開は決して楽ではなかった。佐賀記念を勝ち、名古屋GP・名古屋大賞典・平安Sで2着の実績馬。スムーズに先行できるようなら残り目十分。ラーゴムの前走は差し浮上の展開を仕掛けて先行しての失速。2走前のように先行して渋太さ発揮なら楽しみあるが、きさらぎ賞・アンドロメダS勝ちは芝、2走前は重馬場。地方の良馬場への対応は半信半疑。メイショウカズサは昨年レコードVだが不良馬場での逃げ切り。その後の浦和記念勝ちも重馬場。その連勝での斤量増も影響したのか、前走の出脚ひと息で失速も大きく。ここも58㌔。ハナを切ったとしても、有力馬にマークされる展開になりそうで印は控え目に。

提供 競馬カナザワ 竹田 信義

注記

当ページの情報は、10月3日(月)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。