予想情報 Prediction

レースの見どころ

実績断然は昨年金沢JBCスプリントで天下統一を果たしたレッドルゼルで文句なし。議論は別定要件58キロが他馬との比較にどの程度影響を与えるか、また新興勢力の台頭があるかということに絞られる。案外突き詰めると少頭数ながら興味の尽きないメンバー。11月3日の本番を占う上で、恰好の一戦となった。

本命

  • 77テイエムサウスダン

CHECK!

550キロにも迫る大柄な馬体。とにかく見映えがするし、サウスヴィグラス産駒といっても筋肉に凝り固まった感じはなく、バランスの良さが際立つ。516キロで迎えたデビュー戦は4着。初勝利に3戦を要しているので、近況の活躍まで勘案すると晩生のタイプだったことが分かる。特に昨季からの交流重賞では1,2,1,1,3着。兵庫ゴールドトロフィーなどでは、以前のライバルを逆転して、古馬になっての地力強化を見せつけた。2021年の根岸ステークスでレッドルゼルに完敗しているが、今季同レースを制覇。成熟した現下に2キロ差があれば、王者打倒が現実味を増してきた。

対抗

  • 88レッドルゼル

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昨年のJBCスプリント覇者。ローテーションも昨年同様のイメージで臨むので、目標に向かうステップレースと捉える向きもあるが、ここまで前哨戦に当たるレースでもシッカリ結果を出してきた。その昨年の東京盃は出負けして4コーナー外回る競馬。負けて強しだし、本番だった金沢より大井コースの方が適性高い走りだったことは改めて感じさせる。ここも正攻法の競馬で迎え撃つ立場だ。

単穴

  • 33ギシギシ

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条件馬の身でアッと言わせた東京スプリント3着がこの馬の真実。以降地元同士でも辛勝だから人気を落とすのは当然だが、元々が馬体を離して勝つタイプではない。その東京スプリントも「ゴール前挟まれて怯んだだけ」と矢野騎手。前走の敗戦は発馬が良すぎて一完歩目を躓いたことに尽きる。

連穴

  • 11スマートダンディー
  • 22オーロラテソーロ

CHECK!

スマートダンディーはここに入ると年嵩の8歳だが、4戦前から着用したブリンカーで再生。コーラルSではトップハンデを克服し、JRAオープン2連勝を達成。当時逃げて3着のオーロラテソーロとの2キロ差が解消したことも、この馬の評価を上げる上での大きなポイント。
オーロラテソーロはクラスターカップで初の交流重賞勝ち。2着は今春東京スプリントで10秒5をマークしたリュウノユキナ。3着は2020年東京盃勝ち馬ジャスティン。盛岡の道悪と大井良馬場は今ひとつリンクしないが、ステップとしては王道だし、天候は下り坂予報。これの逃げ想定ならダークホースの資格あり。

提供 ケイシュウNEWS 高橋 孝太郎

注記

当ページの情報は、10月4日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。