レース紹介 Introduction

2歳戦では唯一のJpnI競走。アメリカ・ケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズ「JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY」の対象レースのひとつである。歴代の勝ち馬も、97年アグネスワールド、99年アグネスデジタル、02年ユートピア(いずれもJRA)のように、のちに海外重賞を制するなど国際的に活躍している。また地方馬では、09年と13年の優勝馬であるラブミーチャン(笠松)とハッピースプリント(北海道)は、JpnIのこのレースを勝ったことで2歳馬ながらNARグランプリ年度代表馬に輝いた。(斎藤 修)

実施日
2022年12月14日(水)
競馬場
川崎競馬場
距離
ダート左回り 1600m
出走資格
サラブレッド系2歳
1着賞金
4200万円
負担重量
定量(55kg、牝馬1kg減)
  • 2021年 ドライスタウト 直線突き放し無敗で2歳王者に

    2021年 ドライスタウト 直線突き放し無敗で2歳王者に

  • 2020年 アランバローズ 強気の逃げで5馬身差圧勝

    2020年 アランバローズ 強気の逃げで5馬身差圧勝

  • 2019年 ヴァケーション 切れ味発揮し地元馬が2歳ダート王に

    2019年 ヴァケーション 切れ味発揮し地元馬が2歳ダート王に

レース体系

体系図の要素説明
全日本2歳優駿 体系図

歴史

南関東で最も歴史を重ねた重賞で、2022年で第73回を迎える。戦後間もない1950年に全日本三才優駿として創設。第1回は1200m、第2回の51年からは1400m、56年から1500m、59年に1600mとなり現在に至る。88年に全日本3歳優駿に名称を変え、01年には年齢表記の変更にともない全日本2歳優駿となった。97年からダートグレード競走としてGIIに格付けされ、02年にはGIに格上げ。18年からは国際競走として実施されている。(斎藤 修)

コース紹介

川崎・左1600メートル

全日本2歳優駿 コース

川崎コースは1周1200m。1600mの全日本2歳優駿は、4コーナー奥のポケットからスタートし、馬場を1周+400mとなる。最初のコーナーまでの距離が約500mと長く、前半の位置取りがポイントとなるが、隊列が決まってペースが落ち着く傾向にある。南関東の中で最もタイトなコーナーへの対応力も問われる。(斎藤 修)

過去5年の競走成績

  • 2021年 第72回

    過去5年の競走成績 2021

    2021年12月15日(水)
    川崎 左1600m
    天候:晴 馬場:稍重

    1着 ドライスタウト1:39.21人気
    2着 コンバスチョン2 1/23人気
    3着 プライルード511人気
  • 2020年 第71回

    過去5年の競走成績 01

    2020年12月16日(水)
    川崎 左1600m
    天候:晴 馬場:良

    1着 アランバローズ1:40.72人気
    2着 ランリョウオー56人気
    3着 ルーチェドーロ38人気
  • 2019年 第70回

    過去5年の競走成績 02

    2019年12月18日(水)
    川崎 左1600m
    天候:晴 馬場:稍重

    1着 ヴァケーション1:41.95人気
    2着 アイオライトアタマ4人気
    3着 ティーズダンク1/29人気
  • 2018年 第69回

    過去5年の競走成績 03

    2018年12月19日(水)
    川崎 左1600m
    天候:晴 馬場:重

    1着 ノーヴァレンダ1:42.85人気
    2着 デルマルーヴルアタマ2人気
    3着 ガルヴィハーラ1 1/21人気
  • 2017年 第68回

    過去5年の競走成績 04

    2017年12月13日(水)
    川崎 左1600m
    天候:晴 馬場:良

    1着 ルヴァンスレーヴ1:41.61人気
    2着 ドンフォルティス13人気
    3着 ハセノパイロ36人気

アクセス

開催場所
川崎競馬場(神奈川県川崎市川崎区富士見1-5-1)
公共交通機関
京浜急行電鉄「港町駅」
⇒徒歩:南口から3分
京浜急行電鉄「京急川崎駅」
⇒徒歩:中央口から12分
JR「川崎駅」
⇒徒歩:東口から15分
車・タクシー
「東京国際空港(羽田空港)」から約20分
東海道新幹線「品川駅」から約35分
首都高速神奈川1号横羽線、6号川崎線「大師出入口」から約10分
駐車場
730台(500円、南関場外時は無料)
HP
http://www.kawasaki-keiba.jp/