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レースの見どころ

ダートレースを締めくくるレースで、全国から強豪が集まり毎年白熱したレースが繰り広げられる。2018年から2021年まではオメガパフュームが4連覇を成し遂げたが、そのオメガパフュームが引退したことにより今年は混戦模様。中央からは6月に帝王賞を制しているメイショウハリオ、7月にジャパンダートダービーを制しているノットゥルノ、エンプレス杯からスパーキングレディーカップまで重賞4連勝を成し遂げたショウナンナデシコ、ダート路線に変更後4戦3勝のウシュバテソーロ、重賞2勝のサンライズホープ、芝ではあるが重賞2勝のレッドガランが参戦。迎え撃つ地方勢は2021年に川崎記念、かしわ記念を制しているカジノフォンテンを筆頭に、ここにきて重賞連勝と軌道に乗ったライトウォーリア、兵庫移籍後3戦3勝のラッキードリーム、只今5連勝中と勢いのあるアトミックフォースなど粒揃いだ。

本命

  • 22ノットゥルノ

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ダート路線に変更後は2連勝して、伏竜ステークス、兵庫チャンピオンシップと2戦連続の2着。そこから挑んだジャパンダートダービーを制して重賞初制覇。日本テレビ盃は深い馬場の船橋コースが合わなかった印象だし、前走のチャンピオンズカップは行きっぷりが本当ではなかったし、終いの伸びを欠いたことからも左回りが合わないと思われる。本来自在に動けるタイプで、ジャパンダートダービーを制した時と同じ舞台で巻き返しに期待する。

対抗

  • 46ウシュバテソーロ

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デビューから芝の中、長距離戦中心に使ってきたが3勝クラスで足踏み状態になった。そこで4走前からダート路線に切り替えたところ4戦3勝3着1回の成績。その3着も休み明けに加えてスタートで後手を踏み、終い鋭い脚を使ったが届かなかったもの。スタートに不安があるのは確かだが、4戦連続で上がり最速の脚を繰り出しており、大井外回り2000mという舞台は合う。重賞は初挑戦になるが、重賞初制覇が東京大賞典という可能性は十分ある。

単穴

  • 45メイショウハリオ

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昨年のみやこステークスを制し、今年に入ってマーチステークスを制していたが、帝王賞では5番人気と評価は低かった。帝王賞では人気を集めたテーオーケインズを見る形で道中は中団を進み、直線外から鋭い脚を使って先行勢を差し切り、内を伸びたチュウワウィザードをクビ差凌いで優勝。休み明けの盛岡JBCクラシックでは位置取りは悪くなかったが伸びを書き5着まで。敗因は休み明けと左回りということで、その後はチャンピオンズカップに向かわずここへ。帝王賞と同じ大井外回り2000mなら帝王賞の再現は可能だ。

連穴

  • 610サンライズホープ
  • 33ライトウォーリア
  • 69カジノフォンテン
  • 814ラッキードリーム

CHECK!

サンライズホープは本来は逃げ、先行タイプだが、みやこステークスで差しに回って結果を残し、チャンピオンズカップでも6着に善戦。この枠なら道中揉まれる心配はないし、砂を被ることもない。力を出せれば上位争いに加われる。ライトウォーリアは転入初戦こそ11着に敗れたが、その後重賞連勝。中央時にメイショウハリオを破った実績があり、ここに入っても見劣ることはない。カジノフォンテンは昨年の帝王賞で10着に敗れてからリズムを崩しているが、川崎記念、かしわ記念で中央馬を破っている実力馬。休み明け2戦目で変わり身が見込めそうだし、今回は積極策に出る可能性があり、一変に注意したい。ラッキードリームは川崎から兵庫に移籍し、その後3連勝。姫山菊花賞、兵庫金盃では兵庫の絶対王者ジンギを破っている。道営時には3冠に輝いた馬で、この勢いは侮れない。

提供 勝馬 山形宗久

注記

当ページの情報は、12月27日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。