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レースの見どころ

今年で50回目の節目を迎える佐賀記念(JpnIII)。距離は右回りの2000m。JRA勢5頭、兵庫から1頭、名古屋から2頭が出走し、地元佐賀は4頭、計12頭立てのフルゲートで行われます。今年は地方馬にもチャンスありそうなメンバー構成ですが、実績的にはJRA所属のバーデンヴァイラーが最有力とみます。2月末に騎手を引退し、調教師になることが決まっている福永祐一騎手が8年ぶりに佐賀記念に騎乗。サマーチャンピオンは2010年に制していますが、佐賀記念の優勝経験はありません。騎手人生の最後の年に佐賀のビッグレース、ダブル制覇を達成するかにも注目です。

本命

  • 22バーデンヴァイラー

CHECK!

デビューしたのは芝だったが、2戦目からはダートに路線変更して2連勝を決めている。中央6勝はすべてダート戦で挙げており、2走前の盛岡マーキュリーカップで重賞初制覇も達成。地方の小回りコースも問題なさそう。前2走はシリウスステークスGIII、チャンピオンズカップGIで相手が強過ぎたが、この顔ぶれなら力は上だしスッと好位置取れるスピードもある。実績的にも優勝争いの一角。

対抗

  • 56ラッキードリーム

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デビュー地の門別で北斗盃、北海優駿、王冠賞を制し門別三冠を達成している。移籍した川崎でオープンレースを勝ち、現所属の兵庫でも姫山菊花賞・園田金盃と重賞を連勝する大活躍でジンギ、シェダルなどなかなかの強者相手を撃破している。年明け5歳と馬も若いしまだまだ強くなる。ここに向けて仕上がりも万全な様子だし、中央馬が相手でも楽しみな一頭。

単穴

  • 68カフジオクタゴン

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阪神でデビューし2戦目の未勝利戦で勝ち上がっている。1勝クラス、2勝クラスで順調に結果を出して、新潟の3歳重賞レパードステークスGIIIを優勝。10月の白山大賞典、翌月の盛岡JBCクラシックJpnIなど地方のダートグレード競走でも大きく負けていない。ここは若干メンバーは戦いやすくなった感もあるし力上位の存在。キレる末脚にも魅力を感じるし展開さえ味方すれば勝機あり。

連穴

  • 55デルマルーヴル
  • 11ジャズブルース
  • 44ディパッセ

CHECK!

デルマルーヴルは2019年の名古屋グランプリを制した後は未勝利だが、中央のオープンで掲示板に載るくらいの実力。今の力が要る佐賀の馬場が合えば上位圏内は十分に狙えて良い。ジャズブルースはダートに路線変更した後に3連勝を決めてオープン入り。交流重賞は初めてで格的にもやや見劣りはするが、明け4歳とまだこれからの馬。スピード生かしてすんなり前で競馬できれば粘り込みは可能。ディパッセもオープン入りしてからも快速を生かして前で競馬している。粘り甘くはなっているが佐賀コースだとペース・展開は楽になるし走りは変わりそう。小回りコース味方に付ければ際どいシーンも一考。

提供 馬物語 永瀬 将尚

注記

当ページの情報は、2月8日(水)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。