予想情報 Prediction

レースの見どころ

岩手競馬の夏の定番となっているスプリント交流重賞、JRA勢にとってここから秋以降の国内ダートスプリント路線へとつながる大事な一戦となるが地方馬の台頭も目につく。過去に笠松・ラブミーチャン、浦和・ブルドッグボスなど地方競馬界のスプリンターが優勝しているが、連覇を目指すオーロラテソーロなどJRA所属馬がリピーターとして活躍できるレースでもある。好勝負するためにはスピード資質はあれどアップダウンの激しいコース形態をいかに攻略するかがカギとなる。

本命

  • 610オーロラテソーロ

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中京・松風月Sから一度休養を挟んでクラスターCというローテーションは昨年と同じだが今年は斤量が1キロ増。前走58.5キロを背負って差し切った内容からは55キロでも魅力がある。前走手綱をとった幸騎手がこの馬の良さをさらに引き出したと言われる前走内容、さらには夏場に強いと言われている馬だけに前走から間隔が空いても能力を存分に出してきていいだけに連覇の期待がかかる。

対抗

  • 58リメイク

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中央デビューからいきなり3連勝で一気に頭角を現した好素材でこれまで1400m以下では掲示板を外した事がない抜群の安定感を誇る。前走ドバイ・ゴールデンシャヒーン5着も帰国初戦のプロキオンS2着は久々としては上出来とも言える内容でひと叩きした上積みは確実。昨年このレースはフレグモーネのため直前になって競走除外、その悔しさをここで晴らせるか注目の一戦。

単穴

  • 46ドンフランキー

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600キロに迫る巨漢馬ながらオールダートであればスピードで押し切る能力を秘める素材。この馬格ながらダッシュ力があってパワーを要するダートコースでより強さを発揮するタイプであり、盛岡ワンターンは願ってもないステージとなりそう。今年に入って4戦3勝と充実期、グレードレース初参戦だが今の勢いなら世代交代まで狙える一頭であるのは確か。

連穴

  • 45リュウノユキナ
  • 813スティールペガサス
  • 69アポロビビ
  • 57サンライズホーク

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JRA・リュウノユキナは帰国初戦の大井・東京スプリント勝ち、3年連続出走となるがJBCスプリントを含めれば(1.2.0.0)と盛岡コースに抜群の相性、あとはデータからJRA8歳馬優勝が05年エンゲルグレーセのみ、これを跳ね返すデキなら逆転あるか。道営・スティールペガサスは本来夏場は強くないとの事だがグランシャリオ門別スプリント2着は1F短かった印象。6Fに絶対の自信あり一角崩しなら。浦和・アポロビビはさきたま杯以来だが、直線勝負型で盛岡はいかにも合いそうなイメージ。JRA・サンライズホークは5月の新潟・越後S以来で相手関係が一気に強化も左回り6Fがベスト、M・デムーロの手腕にも期待がかかる。

提供 栄冠 千田 正明

注記

当ページの情報は、8月14日(月)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。