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レースの見どころ

牝馬の中・長距離路線であるTCK女王盃、エンプレス杯、ブリーダーズゴールドカップ、レディスプレリュードの優勝馬が揃い、ダート女王を決めるレース。TCK女王盃とエンプレス杯はグランブリッジが制し、ブリーダーズゴールドカップはテリオスベルが制し、レディスプレリュードはアーテルアストレアが制している。そして昨年の盛岡JBCレディスクラシックの優勝馬ヴァレーデラルナも出走。また、他の路線からアイコンテーラーが参戦。他にもレディスプレリュード3着のライオットガール、同レース5着のスピーディキックも参戦とレベルが高い。

本命

  • 44アイコンテーラー

CHECK!

芝2000mを中心に使い、愛知杯2着はあったが勝ち切れず、前々走のBSN賞からダートに路線変更していきなり牡馬相手に勝利し、そして挑戦したシリウスSでは差されはしたが見せ場十分の2着。牡馬相手の重賞で勝ち負けできるということは、牝馬限定戦なら楽に通用するということ。地方のダート適性は未知ではあるが、前々で流れに乗れるタイプで地方向き。重賞制覇は目前。武豊騎手の負傷で急遽乗り替わりとなったが、癖が強い馬ではないし、松山騎手なら問題ないはず。

対抗

  • 22グランブリッジ

CHECK!

3歳時に関東オークスを制し、古馬相手に3歳でブリーダーズゴールドカップを制している実力牝馬。昨年盛岡で行われたこのレースではヴァレーデラルナに敗れたが、今年に入ってTCK女王盃とエンプレス杯を制し、その安定した走りは高く評価できる。スパーキングレディーCは距離不足に加えて58キロの斤量が堪えただけ。後手を踏んだレディスプレリュードでも崩れることなく2着を確保。今回川田騎手は騎乗できないが、モレイラ騎手なら不安はない。もちろん好勝負に持ち込める。

単穴

  • 68ライオットガール

CHECK!

デビューからダート路線を歩み、前々走で牡馬相手にレパードSを制し、前哨戦のレディスプレリュードでは勝ちに等しい内容で3着に敗れた。グランブリッジ同様にシニスターミニスター産駒ということでダート適性が高く、今後まだ成長が期待できる3歳馬。前走同様3歳ということで古馬よりも斤量が軽くなるし、今回はコースも2度目。前走時とは砂が変わった点がどうかだが、現状では先行馬に有利な印象なので、この馬向きの馬場だ。

連穴

  • 812アーテルアストレア
  • 710テリオスベル
  • 11ヴァレーデラルナ

CHECK!

アーテルアストレアは左回りがベストということで、レディスプレリュードでは軽視したが、鮮やかな差し切り勝ちを決めた。流れが向いたのは確かだが、右回りを克服できたのは収穫。相手は更に揃ったが、流れさえ向けば前走の再現は可能だ。テリオスベルは前走はいつもよりハナに立つのが遅かった。向こう正面あたりからハナに立って、そのまま粘り込むこの馬の競馬ができれば巻き返しは可能。ヴァレーデラルナは昨年のこのレースの覇者。近走の成績は物足りないが、抜群の動きだった追い切りの動きからも調子は上向いている。気温が下がって調子が上向いてきており、チャンスは十分ある。

提供 勝馬 山形 宗久

注記

当ページの情報は、11月2日(木)現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。