予想情報 Prediction

レースの見どころ

2023年には行われなかったが、2022年までは準重賞として行われ、東京湾カップのトライアルレースという位置づけだった。しかし、2024年から新たな3歳ダート三冠へとレース体系が整備されたことにより、羽田盃の前哨戦としてブルーバードカップ、雲取賞、京浜盃が行われることになり、3歳交流重賞として復活した。全日本2歳優駿から羽田盃へと続くレースの初戦として行われ、地方馬の1着に限り羽田盃の優先出走権が与えられる。中央馬には優先出走権は与えられないが、地方の深い砂やナイター競馬を経験することはプラスになり、また賞金を加算することで三冠競走出走に繋がる。

本命

  • 33バロンドール

CHECK!

京都ダート1800mの新馬戦では3着に敗れたが、勝ったのがあのフォーエバーヤングなのだから仕方がない。2戦目の京都ダート1800m戦で勝ち上がり、次走は阪神芝2000mを使って7着まで。再びダートに戻した前走阪神ダート1800mを快勝して2勝目を挙げた。馬格があってタフな馬場が向きそうだし、血統的には祖母の半兄にドリームジャーニー、半弟にオルフェーヴルがいる血統背景で距離はもっと延びた方がいいのかもしれない。中団で折り合いが付き、終いは確実に脚を伸ばしてくるタイプ。船橋1800mという条件は合うはず。

対抗

  • 11アンモシエラ

CHECK!

初勝利を挙げるのに4戦を要しているが、3戦目の阪神ダート1800m戦2着時は、勝ったサンライズジパングがその後JBC2歳優駿2着、ホープフルS3着なのだから価値がある。4戦目の京都ダート1800m戦で勝ち上がり、次走京都ダート1800m戦も勝って2連勝。そこから挑戦したホープフルSでは15着に敗れはしたが、2番手につけて見せ場は作れた。血統的には近親にトゥザヴィクトリーやサイレントディールがいて芝向きの印象だが、ビーポジティブ、ラーゴブルー、バトードール等多くのダートグレード競走での活躍馬がいる血統。父ブリックスアンドモルタルはファーストシーズンサイヤーランキング2位、その点でも注目したい。

単穴

  • 22ブラックバトラー

CHECK!

門別1700mの新馬戦を楽勝し、次走はいきなり重賞のブリーダーズゴールドジュニアカップに挑戦してそれを制した。2着が後に平和賞を制するカプセル、3着が後に鎌倉記念を制し、全日本2歳優駿3着のサントノーレなのだから価値がある。サンライズカップでは2着に敗れたが、そこから挑戦したJBC2歳優駿では、向正面で先頭から30馬身くらい離れた最後方を進み、そこから追い上げて上位2頭とは差はあったが3着に食い込んで見せた。あの競馬では少し心もとないが、スタートを決めてある程度の位置につけられればこのメンバーなら勝負になる。

連穴

  • 44エコロガイア
  • 88バハマフレイバー
  • 77カプセル

CHECK!

エコロガイアは、父がスペイツタウン(スパイツタウン)ということで短距離路線を歩み、2勝はともにダート1200m戦でのもの。父の産駒にはリエノテソーロやマテラスカイがいるので地方のダートへの適性は十分ある。うまく流れに乗れる器用さはあるが、この一気の距離延長に対応できるかが鍵を握る。母の半兄ブルーグラスキャットはケンタッキーダービーとベルモントS2着があるので、母系はスタミナ色が強く克服する可能性はある。バハマフレイバーは平和賞では10着に惨敗したが、チークピーシズを着用したチバテレ盃(準重賞)では2着以下に1秒差をつけて快勝。相手強化だが地元代表として期待できる。カプセルは前走兵庫ジュニアグランプリでは1400mの流れが合わず8着に敗れたが、平和賞を制している船橋コースに替わるのはプラスになるし、距離延長もプラスに働く。

提供 勝馬 山形宗久

注記

当ページの情報は、1月16日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。