レース紹介 Introduction

古くから南関東三冠を占う一戦として定着していたが、新たな3歳ダート三冠競走でも前哨戦のひとつとして、中央と交流のJpnIIとなった。地方馬は上位2頭、中央馬は5着以内の上位2頭に一冠目の大井・羽田盃JpnIへの優先出走権が付与される。大井競馬はこの開催からトゥインクル開催となるため、中央馬にとってはナイター経験を積む場ともいえそうだ。(栗田 勇人)

実施日
2024年3月20日(祝水)
競馬場
大井競馬場
距離
ダート右回り 外1700m
出走資格
サラブレッド系3歳
1着賞金
3000万円
負担重量
定量(56kg、牝馬2kg減)

レース体系

体系図の要素説明
京浜盃 体系図

歴史

1978年の第1回を勝ったハツシバオー(大井)や、83年サンオーイ(大井)、86年ハナキオー(大井)、2001年トーシンブリザード(船橋)は南関東三冠馬になり、89年ロジータ(川崎)は浦和・桜花賞から三冠を勝利。当レース創設後の三冠馬6頭中5頭がこのレースを勝っている。23年度(24年)からJpnIIのダートグレード競走となった。なお大井1700mの重賞は、近年ではこの京浜盃のみ行われている。(栗田 勇人)

コース紹介

大井・右1700メートル

京浜盃 コース

大井1700mはゴール手前100mからスタート。1コーナーまでの距離が短いため、基本的には内枠に入った逃げ馬か好位差しタイプが有利。ゴールまでの直線が386mと長い外回りコースだが、力のある馬でないと追い込みは届かない。(栗田 勇人)

アクセス

開催場所
大井競馬場(東京都品川区勝島2-1-2)
公共交通機関
東京モノレール「大井競馬場前駅」
⇒徒歩:出口から約2分
京浜急行電鉄「立会川駅」
⇒徒歩:出口から約12分
JR「大井町駅」
⇒京急・東急バス(無料):中央口東7番停留所乗車
JR「品川駅」
⇒都営バス:高輪口2番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
JR「目黒駅」
⇒都営バス:東口1番のりば乗車、「大井競馬場前」下車
車・タクシー
「東京国際空港(羽田空港)」から約10分
東海道新幹線「品川駅」から約20分
首都高速湾岸線「大井南I.C.」から約5分
首都高速1号羽田線「平和島I.C.」から約5分
駐車場
1471台(1000円、オートバイは200円)
※特定日のみ2123台に拡張(お盆や年末開催など)
HP
http://www.tokyocitykeiba.com/