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レースの見どころ

昨年12月のカペラステークス、昨年末の兵庫ゴールドトロフィー、1月の根岸ステークス、今年2月のかきつばた記念、フジノウェーブ記念、そして先月の黒船賞と続く短距離路線を戦ってきた馬が集結。特に中央からは交流重賞初参戦となるアームズレイン、テイエムトッキュウ、クロジシジョーの3頭が参戦し、そのため力の比較が難しく、かなり難解なレースとなる。他に中央からは古豪ヘリオス、兵庫ゴールドトロフィー4着のマルモリスペシャルも参戦する。迎え撃つ地方勢は実績上位のジャスティン、フジノウェーブ記念を連覇したギャルダル、地元1200メートルがベストのギシギシ、昨年の船橋記念2着で復活したプライルードあたりが有力。

本命

  • 712アームズレイン

CHECK!

デビューからダートの短距離戦線を戦って5勝を挙げているが、3歳時には芝の短距離重賞に挑戦して5着2回という成績を残しており、芝でも通用するスピードの持ち主。休み明けの室町ステークスこそ15着に敗れたが、次走りんくうステークスを勝って、根岸ステークスでは素質馬エンペラーワケアに敗れはしたが2着を確保と成長著しい。左回りの方がスムーズなのは確かだが、右回りもこなしている。前々で流れに乗れるタイプだが、差す競馬もできる器用さを兼ね備えており有力だ。

対抗

  • 610テイエムトッキュウ

CHECK!

デビューから芝の短距離路線を歩んで3勝を挙げたが、3勝クラスで足踏み状態になってダート路線に切り替え。そこからダート戦に限れば5戦3勝2着1回5着1回。5着の時もコンマ1秒差で高く評価できるもの。ダート戦に限ればこれまでハナを譲ったことがなく、今回もハナは譲らないと思われる。時計のかかる馬場やナイターなど克服しなければならない課題はあるが、先手を奪っての逃げ切りまでありそう。

単穴

  • 22ギャルダル

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3歳時に東京湾カップ(優勝馬ギガキング)と東京ダービー(優勝馬アランバローズ)で2着という実績はあったのだが、重賞は勝ち切れず。5歳春にフジノウェーブ記念を制して重賞初制覇。そして今年もフジノウェーブ記念を制して連覇を達成。デビュー以来1200メートル以下の距離を使ったことがないので距離適性は未知だが、1400メートルでの行きっぷりを見る限り適性は高い。血統的には祖母の半兄にメイショウボーラーがいてスピード色が強い。昨年、今年と全く崩れがなく、中央馬が相手でもと思わせる。

連穴

  • 58クロジシジョー
  • 69ジャスティン
  • 46ギシギシ
  • 711マルモリスペシャル

CHECK!

クロジシジョーは、前走4着に敗れてオープン特別3連勝は成らなかったが、58キロを背負って善戦。短距離の差し馬で、大井外回り1200メートルという舞台は合う。フリオーソ産駒で、鞍上に戸崎圭太騎手というところも魅力だ。ジャスティンは、ここでは実績的には一番の存在。大井移籍後は勝ち切れないが、崩れない安定した走りは高く評価できる。休み明けでも仕上げは進んでおり、力は出せる。ギシギシは2年前のこのレースで3着に好走し、その後短距離重賞を2勝。船橋では差しに回るが、地元ではスタートを決めてハナへ。テイエムトッキュウとの兼ね合いが鍵になる。マルモリスペシャルは兵庫ゴールドトロフィーで4着に好走したが、黒船賞では7着。休み明けの分もあったが、馬場に泣かされた感じ。距離短縮は問題なく、御神本騎手で新たな一面を見せる可能性がある。

提供 勝馬 山形宗久

注記

当ページの情報は、4月9日(火)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。