2024年の振り返り

坂井
間違いなく今年の僕の中心にいた馬です。2月のサウジから11月のブリーダーズCまでずっと頭の中心にいました。全日本2歳優駿を勝った時に海外を意識しましたが、矢作先生から『どうだ、海外は?』と聞かれた時は正直、そこまでのレベルか分からず『ダート三冠なら勝つ自信はあります』と答えたんです。先生とオーナーの話し合いで海外遠征が決まり、サウジでも勝って。レモンポップの時もそうでしたが、もうこんな馬には出会うことはないという馬に出会えた感覚です
小堺
アメリカの競馬はまさに“闘い”って感じで…
坂井
特にケンタッキーダービーは本当に死にものぐるいで…ただあの差だから、なんとかなったのかなって部分もありますね
小堺
笹川騎手もイグナイターとドバイへ遠征。地方競馬のチームで挑まれました
笹川
それも凄く大きな意味があります。地方の馬で海外にチャレンジしていくのは素晴らしいことですし、続けていくことでチャンスが出てくるので、自分も含めて、どんどん続けていければと思います
坂井
挑戦に中央も地方も関係ないと思います。地方から挑戦をする馬に僕が乗るチャンスだってあるわけですし…坂井英光先生にお願いしておきます(笑)

小堺
瑠星騎手にとって、今年はフォーエバーヤングと挑んだ海外遠征が大きかったですよね?