転機の2023年
坂井
2022年は初めてGIを勝たせていただき(秋華賞・スタニングローズ)、98勝でした。絶対に年間100勝するという目標を立てた中で、2月にレモンポップ、10月にフォーエバーヤングと出会い、すごく充実した年だったなと思います
小堺
この年、レモンポップとはGI級を3勝しました
坂井
どれも印象に残っていますが、フェブラリーSが大きかったです。テン乗り(初コンビ)でGIの1番人気。負けたら自分のせい、逆にここをモノにしたら大きいなと。勝てた事で継続騎乗が出来て、南部杯も衝撃的な強さ。チャンピオンズCも上手く乗れて勝てたので、どれも思い出深いです

写真:いちかんぽ
2023.2.19 フェブラリーステークスGI レモンポップ
小堺
笹川騎手は南関東リーディングを獲得。イグナイターとのコンビでJBCスプリントを制覇されました
笹川
地元だったので嬉しかったですし、「1200は忙しいんじゃないか?」という雰囲気もあった中、陣営の皆さんがよく仕上げてくださり、それがバッチリ嵌った感じで。自分も思ったより冷静に乗ることができました。勝った時はちょっと現実感がなくて、次の日に新聞を見て『あぁ、勝ったんだな』っていう感覚でした
坂井
ガッツポーズも決まってましたね
笹川
自分でもあれは凄いなって(笑)よくあそこでステッキを持ち替えたなって思います

写真:いちかんぽ
2023.11.3 JBCスプリントJpnI イグナイター
小堺
瑠星騎手はジャパンダートクラシックを勝った時、1コーナーのカメラに向けてガッツポーズされてましたよね?
坂井
レース前に、あ、カメラはここだなって。そこはちゃんと準備しました(笑)
小堺
2023年はお二人とも名馬との出会いや記録達成がありました。瑠星騎手はGI級の競走を4勝。自身初の年間100勝を達成されました