レース情報
RACE GUIDE
予想情報
レースの見どころ
毎年「有馬記念」当日に実施される暮れの大一番グランプリレースの重賞となる中島記念。ファン選抜で9頭が選出され、記者選抜枠が3頭。計12頭のフルゲートで行われる。今年は北海道から移籍して来たシルトプレがファン投票で堂々の1位となったが、それは実力が証明しているように納得できる票数結果。佐賀所属となっての初戦となるが、実績からも優勝候補に違いはない。九州大賞典を制したアエノブライアンは記者選抜枠で入ったが、再び兵庫の吉村智騎手とのコンビとなるし、これまた楽しみ。3歳馬で移籍後9戦8勝、2着1回の好成績を残すラインフォルテなども選出されており、今年もグランプリレースに相応しい豪華メンバーが揃った。今年最後の重賞をどの馬が制するか、非常に楽しみである。
本命
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枠番3馬番3
北海道3歳2冠馬で、これまで通算10勝のうち、重賞勝ちは6回。昨年の道営記念を優勝し、北海道競馬の頂点を一度は極めた好素質。実績は勿論だが、直前のJBCクラシック4着の成績が決定的な◎にするトドメ。勝ち馬のウィルソンテソーロに次ぐ上がり2位をマークし、抜群のキレ味も披露していた。レース後に佐賀へ移籍して来たが、中間の攻めの本数や仕上がり面に関しては全く不安はなく、とても良い状態で出走できそう。能力では一歩抜けた存在と言えるし、自分の競馬さえできれば、まず大崩れすることは考えにくい。メンバー構成的にも1番手に名を挙げたい優勝候補。
対抗
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枠番2馬番2
佐賀に移籍後はまだ連対を外しておらず、7戦4勝2着3回と好成績を残す。佐賀王冠賞、九州大賞典を快勝しており重賞も2つ制した。佐賀の中長距離ではトップクラスの馬だし、中間の攻めの本数や動きも抜群に良く、正に充実一途。1頭強力な相手は加わったが、前走の九州大賞典でコンビを組んだ兵庫の吉村智騎手との相性も良かったし、展開次第では太刀打ちできる可能性も少なくはない。流れや立ち回りがうまくハマれば接戦に持ち込む見せ場があっても不思議はない。
単穴
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枠番5馬番6
当地初戦を逃げて7馬身千切って圧勝した。それも余力を残したままでだ。中央2勝は同距離で挙げているものだし、距離に関してはレースぶりからも全く不安は感じない。一度使って攻めの動きも良くなっており、叩かれた上積みは十分に見込める。スピードがあるのも大きな武器となるし、この構成でも展開面では優位に立てそう。シルトプレの仕掛けどころ次第では、重賞でも上位に粘り込める力は持っている。まだ5歳と年齢的にも若いし、これからの活躍にも期待が持てる。
連穴
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枠番8馬番11
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枠番6馬番8
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枠番4馬番4
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枠番5馬番5
骨折休養明けで約9ヶ月ぶりの実戦でも一瞬ビュッと脚使って見せ場を作ったブレイブアモーレも今度は前進してくる可能性が高い。移籍して3連勝中のビキニボーイも中間は意欲的に乗り込まれており、一線級相手にどこまで通用するか楽しみはある。自在に動けて距離にもしっかりと対応できるテイエムフォンテも良い状態を保てているし、実績的にも軽くは扱えない。3歳馬でまだ底を見せてないラインフォルテは格上古馬相手となると、これまでとは道中の流れが違ってひと筋縄とはいかないだろうが器用さはあるタイプ。斤量のハンデ差を生かせれば、上位進出を狙えて良い。