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RACE GUIDE

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レースの見どころ
2歳三冠レース第2弾。北海道を5つのブロックに分けて出生地ごとに産駒特別を実施し、着上位2頭に出走権が与えられる、ばんえい競馬では珍しいトライアルレースを経て行われる選抜競走。今季は今まで以上に出生地のレベル差が大きく開いている印象がある。十勝産駒特別は出走馬10頭すべてがA1クラスでの出走経験があり、本戦を勝つよりも、予選レースを勝つことのほうが難しいと思わせるメンバー構成だった。各地も順当に実績上位馬が権利を獲得したが、ここは十勝産駒特別上位2頭の一騎打ちムード。
本命
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枠番7馬番8
デビュー戦では1障害通過後に大きくヨレたりと若さを見せていたが、経験を積むにつれて持てる力を安定して発揮できるようになってきた。青雲賞、ナナカマド賞はともに、キョウエイエースの2着に敗れたとはいえ、ハイレベルの十勝産駒特別を1分31秒0の好時計で完勝しているように、世代トップクラスの力を持っている。気温が低下し、馬場の脚抜きが良くなるのは、スピードと切れで勝負したいこの馬には歓迎材料。仕上がりも良く、初重賞制覇に期待。
対抗
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枠番5馬番5
十勝産駒特別は終い伸び切れず2着に終わったが、あくまでもここへ向けてのトライアルレースだったことを思えば、しっかりと権利は確保できており、上々だった。相手関係に恵まれたとはいえ、端コースの前走でも、テンに、もたつくことなく、ハナから走り障害ひと腰でまとめ直線余裕を持って抜け出しと好内容で快勝。ここに向けて態勢は整ったし、今回はナナカマド賞馬の力を示してくれるだろう。増量にも対応でき、逆転が十分に狙える。
単穴
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枠番1馬番1
北見産駒特別は大幅に馬体重を増加させていたが、太め感はなく、すべてが成長分。内容も、着差以上に余裕を感じさせる走りで完勝と地力強化を窺わせる勝ちっぷりだった。障害が安定している今なら、600キロの荷物でも大きく崩れる心配はない。あとは道中でためを作りたいだけに、速いペースに対応できるかがポイント。前走では置かれることなく、流れに乗れていたし、離されずに追走できれば上位争いに加われる。好調を維持しており、軽視は禁物。
連穴
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枠番2馬番2
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枠番7馬番7
アグリホープは切れで勝負したいだけに、馬場の脚抜きが良くなるのは歓迎材料。重賞で相手は一気に強化されるここでも持ち味を生かせれば差のない走りが可能。あとは増量対応が鍵も、障害で手間取らなければチャンスはある。ウンカイダイマオーの近走は勝ち負けに加われていないが、馬体重の増加にともないレースぶりに安定感が出てきた。障害巧者で斤量増加に不安はない。確実に力をつけており、ひと押し利けば圏内十分。