レース情報
RACE GUIDE

予想情報
レースの見どころ
1995年の「交流元年」に4歳牝馬特別(現:フィリーズレビュー)を制し、史上初の地方在籍ながら中央の牝馬クラシックに出走したライデンリーダーの功績を称えて創設されたレース。今年で北陸・ 東海交流になって5年目だが、今年は金沢所属馬の出走はゼロ。名古屋4頭、笠松8頭のフルゲート12頭で行われる。ジュニアキングを制したミランミランが直前で回避したのは残念だが、それでも将来性豊かな馬たちが揃ってくれた印象だ。今年の東海地区の2歳戦線は名古屋のレベルがかなり高いように映る。地元笠松勢は難しいレースを強いられるかもだが、ここで名古屋の2歳トップクラス相手にどのようなレースを見せるかにはぜひ注目していただきたい。
本命
-
枠番8馬番11
この馬の評価を繰り上げたのが、2走前のゴールドウィング賞。当日の馬場は内を回った馬がやや有利で、そんな中外々を回って勝ちに行く競馬。それでいて最後まで大きく失速することなく今回出走するケイズレーヴ、ページェントと大差のない5着は着順以上に強かった。本質的には長い距離の方が合っているタイプだと思うが、間違いなく重賞を狙えるだけのポテンシャルを秘めている馬。初距離・ 初コースと克服すべき点は多いが、おそらく人気も集中しないはず。人気と実力とのバランスを考えると、狙ってみて面白い存在ではないだろうか。
対抗
-
枠番5馬番6
デビュー当初は善戦するが、勝ち切れないレースが多かった。それでも3走前に待望の初勝利をあげると、連闘でラブミーチャン記念に挑戦。確かに展開が向いたのもあるにせよ、目の覚めるような大外一気で重賞初制覇。一戦ごとの成長度合いが大きく、着実に強くなっている。ゴールドウィング賞は急な乗り替わりもあったし、距離もやや長かったのかもしれない。全くの度外視でいいだろう。これまで11戦を戦ってきた豊富なキャリアも混戦で武器になりそうで、再度豪快な大外一気が見られるか注目したい。
単穴
-
枠番4馬番4
転入初戦の認定競走では、今回出走する名古屋所属馬3頭を負かしての勝利。しかも、夏負けの影響で本調子ではなかった中でのもの。素質の高さを見せてくれた。その後は勝てていないが、寒くなって調子自体は上げている。ゴールドウィング賞は4角までは良い感じで上がって行けたが、最後はやや伸びを欠いた。それを考えるとこの馬は本質的には短い距離の方が良さそうで、今回の条件はぴったりではないだろうか。極端に揉まれ込むような競馬にならなければ、好勝負を期待できるだろう。
連穴
-
枠番5馬番5
-
枠番7馬番9
-
枠番2馬番2
新馬戦を圧勝したが、2戦目ではゲートに一向に入らずに競走除外になってしまった。不安要素を抱えて挑んだ準重賞の若駒盃だったが、覆面着用の許可を得ることができてその課題を克服。レースでも4馬身差の圧勝で世代屈指の能力があることを証明した。デビュー当初はスピードを生かしたレースが合っているイメージを持っていたが、使いつつ脚質に幅が出てきてどのような競馬もできるようになった。血統面を考えても距離短縮は好材料のはず。あとは初コース、初輸送を克服できるかどうか。平常心でレースを迎えることが好走の条件になる。以下は、地元笠松から注目馬を。プチプラージュは重賞・金沢シンデレラカップ勝ちの実績。ここ2走は1600mだったが、1400mへの距離短縮は良い方に出そう。コパノエミリアはラブミーチャン記念で勝ち馬エバーシンスとは0秒5差の3着。勝ち味には薄いが、堅実な末脚は武器だ。