2023年9月10日(日) 佐賀競馬場
西日本ダービー
右2000m 18:05発走
西日本ダービー ゴール前

予想情報 Prediction

レースの見どころ

第8回 西日本ダービーは6年ぶりに佐賀競馬場へと舞台を移し2000mの距離で実施される。西日本地区6県の交流重賞で、金沢から1頭、笠松、名古屋、兵庫、高知から各2頭ずつ遠征予定。他地区9頭に対し、地元の佐賀が3頭エントリー、計12頭立てのフルゲートで行われる予定。金沢から11連勝を達成した名牝ショウガタップリを筆頭になかなかの好メンバーが顔を揃えた。地元の佐賀勢ではミヤノウッドリーがここに向けてグンと状態を上げてきているし、スッと先行できそうなメンバー構成でもある。地元の利もありどこまで太刀打ちできるか楽しみ。9月4日(月)に本走路最内から4m全周に砂が入っている。量的にはそう多くは散布されていないがインが重くなって差しも届きそうな馬場状態。いち早く馬場を掴める有利さがある佐賀のジョッキーが騎乗する馬にも注意したい。

本命

  • 710ショウガタップリ

CHECK!

金沢でデビューから11連勝を達成した石川ダービー馬。初めて土がついたのが紅一点で挑んだ大井の黒潮盃。先行する3頭が馬券圏内を独占したレースで追い上げ及ばずも好メンバー相手に6着と善戦していた。強い相手と対戦して収穫ある内容でもあったしまだまだこれからの馬。先行~差しと脚質にも幅があり、距離もオールマイティーにこなすタイプ。これまでの内容はいずれもレベルが高いもので、実績的にもこの顔ぶれだと力は一枚上だろう。うまく長距離輸送をこなし、本領発揮できる状態にさえあれば押し切り十分。

対抗

  • 68グロリアドーロ

CHECK!

デビュー戦となる園田の1400mを勝ち、姫路の1800m、2000mを連勝し、通算3勝を挙げている。まだ重賞勝ちこそないものの、兵庫ダービー3着の実力だし、1冠目となる菊水賞でも向上面から早めにスパートして見せ場を十分に作っていた。抜群の瞬発力を持っており、そこそこ前につけれるスピードもあって佐賀の小回りコースとの相性は良さそう。レース内容と実績からここでは上位の存在といえそうだし、今週のインに砂が入った馬場なら外目の枠もプラスに出そうなムード。位置取りと展開が見事にハマれば勝ち負けになる力はある。

単穴

  • 22ツミキヒトツ

CHECK!

新馬戦を勝ち、6戦目となるJRA認定チャレンジを楽勝している。直前の笠松で行われた特別戦も先行策から押し切っており、強いレース内容でもあった。ここに向けて好調整・いい状態で挑めそうだし実力的にも大差あるとは思えない。東海ダービーでは8連勝を達成したセブンカラーズに敗れているが、混戦の2着争いを制していたしなかなか勝負根性もある。自在性があり長くいい脚を使えるタイプでスタミナも豊富。前目でスムーズな流れに乗ってくるとチャンスあってもいい。

連穴

  • 812ミヤノウッドリー
  • 56コチョウ
  • 44グラティアスグー

CHECK!

佐賀勢3頭の中で筆頭馬といえるミヤノウッドリーも要注意。九州ダービー栄城賞を使った後は休養していたが、そこをひと叩きされ中間は運動量も上がり気配は一変している。好枠にも恵まれスピード生かせそうな構成だし再び揉まれない形で正攻法で行ければ上位争う力は持っていそう。愛知所属のコチョウ、高知所属のグラティアスグーも切れる末脚があるのは魅力だし上位圏内に警戒したい。上位陣とはやや力の差は感じるものの、前がペースアップして消耗戦になれば出番あっていい。

提供 馬物語 永瀬 将尚

注記

当ページの情報は、9月9日(土)17時現在のものです。
当ページの情報は、NARが特定の馬の応援や推奨などを行うものではありません。